水瀬伊織
はいお釣り5万モバコイン、なんちゃって。また来てちょうだい?
水瀬伊織
あ、はい今いきます。今日のオススメ?えっと。何を作るんですかか?
水瀬伊織
…ふう。八百屋も大変なのね、物を並べて売るだけかと思ってたら色々答えなくちゃいけないし。
高槻やよい
でも伊織ちゃん野菜にずいぶん詳しくなったよ、さすがだって思うな。
水瀬伊織
ありがと。まあこれぐらい出来て当然よ、この私だしね?
水瀬伊織
なんて言いたい所だけど。色々教えてくれたやよいのおかげよ、感謝してる。ありがとう。
高槻やよい
そんな。私なんてたいしたことしてないよ、頑張ったのは伊織ちゃんで…
水瀬伊織
やよいの教えがあったからよ。それにしてもあのプロデューサーと来たら私にこんな事させて…
高槻やよい
プロデューサーを悪く言うのは良くないよ。まあ、たしかにちょっと変かなーっては思うけど。
水瀬伊織
ま、色々学ぶ所はあったし良しとしてやるか。アイドルとして役に立つかは別にしてね。
水瀬伊織
ね。やよい、今日終わったらご飯でもどうかしら。教えてくれたお礼にご馳走するわよ。
高槻やよい
あ、ごめんね。今日はちょっと無理なんだ。もう色々買っちゃったし。
水瀬伊織
あら。じゃさ、私も作るの手伝いに行ってもいい?八百屋さんに教えて貰ったレシピが…
高槻やよい
ほんと?じゃ、家に電話するね。もしもしかすみ、あのね…え、お父さん達が帰ってきてるの?
高槻やよい
やったー!じゃ、今夜はご馳走だね…お母さんが作るって?ふふ、大丈夫かなあ。
水瀬伊織
…
水瀬伊織
ごめんなさいやよい、やっぱり今日行くのよしとく。なんか、疲れちゃったし。
高槻やよい
疲れてるなら家で休んでけば?ここからだとすぐだし、皆も伊織ちゃんに会いたいって。
水瀬伊織
せっかくの家族水入らずを邪魔したら悪いわ。あなたもたまにはご両親に甘えてきなさい、ね?
高槻やよい
う、うん…じゃ、またね?
水瀬伊織
お疲れ様、またね…あ、すみません。こちらですね、はいどうぞ。
水瀬伊織
へえ、今日はカレーですか。いいですね。はい、こちらは天ぷら?なら、この野菜がぴったりで…
水瀬伊織
ありがとうございました…このお店、お客は主婦ばっかりよね、今更だけど。
水瀬伊織
ま、八百屋だもんね。家族持ちの人たちが晩ご飯の支度に使う、昔ながらのお店ってわけか。
水瀬伊織
…
水瀬伊織
家族、か…。
二階堂千鶴
いいですわね千早、志保。用もなく環のお店に入らない…伊織?どうしましたの、暗い顔して。
水瀬伊織
別に何も無いわよ…いい度胸ね、この私の働きぶりを見に来るのが最後だなんて。
二階堂千鶴
あら、構って欲しかったんですの?いいですわよ、存分に甘えなさいな。
水瀬伊織
な、誰があんたみたいなおばちゃんアイドルに甘えるもんですか。
二階堂千鶴
お、おばちゃ…!?
水瀬伊織
ふふん。誰彼構わず世話焼きたがるあんたにぴったりでしょ?
二階堂千鶴
まったく。ほんと、口が悪いんですから。お嬢様が聞いて呆れますわ。
二階堂千鶴
ほら、もう閉店ですわよ。早く片付け手伝いなさい、時は金なりですわ。
水瀬伊織
いちいち口出ししないでちょうだい、分かってるわよ。で、まさか手ぶらで帰るつもりなわけ?
二階堂千鶴
そうですわね…あなた、何が食べたいんですの?
水瀬伊織
え?
二階堂千鶴
頑張った御褒美にご馳走して差し上げますわ、好きな物おっしゃいなさい。
水瀬伊織
手料理で済ませる気?御褒美って言うならもっといい物にしなさいよ、私を誰だと思ってるの。
水瀬伊織
…コロッケ。キャベツの千切り添えたやつ。あと、マカロニサラダも食べたい。
二階堂千鶴
分かりました。じゃ、そこのじゃが芋と玉葱。それからニンジンと胡瓜もいただきますわ。
水瀬伊織
毎度あり…さ、終わったわ。行きましょ?しょうがないから付き合ってあげるわ。
二階堂千鶴
はいはい。ではセレブらしくゴージャスにもてなして差し上げますわ。
水瀬伊織
しっかりもてなすのよ?こないだみたく布団干し忘れてて一緒に寝るのなんてゴメンだからね。
二階堂千鶴
あら、その方が楽しいのではなくて?
水瀬伊織
冗談じゃない、あんたの寝相の悪さにはもうウンザリよ。どれだけ蹴られたと思ってるの?
二階堂千鶴
な、このわたくしが?嘘でしょう!?
水瀬伊織
正真正銘本当よ。ほら、早く行きましょ?あんたのお母様に聞きにいかなきゃ。
二階堂千鶴
あ、ちょっと。わたくし荷物持ってますのよ…もう。困った妹ですこと。
水瀬伊織
千鶴?早く来なさいな、置いてくわよ?
(台詞数: 50)