高槻やよい
ーーーそれでね、みんなすっごくきれいで、すっごく強い人ばっかりだったんだよ!
高槻やよい
候補生A「うわ~、いいなぁ。私、コンテストバトルってテレビでしか観たことないよ~」
高槻やよい
候補生B「ねぇねぇ!アタシもお姉ちゃんみたいなアイドルトレーナーになれる!?」
高槻やよい
私みたいに!?……え~っと……
高槻やよい
と、とにかく!アイドルトレーナーになるには、いーっぱいお勉強しないとダメなんだよ!?
高槻やよい
候補生B「ホントに!?ホントにいっぱいお勉強したら、アイドルトレーナーになれるの!?」
高槻やよい
うん!きっとなれるよ!
高槻やよい
候補生A「うげ~、私お勉強キライだからなぁ~」
高槻やよい
候補生B「アタシも頑張るから、一緒に頑張ろ!?2人で一緒に、アイドルトレーナーになろう!」
高槻やよい
候補生A「………………うん!」
高槻やよい
………………
高槻やよい
(私みたいなアイドルトレーナーになりたい、かぁ……。えへへ♪)
高槻やよい
候補生C「………………」
高槻やよい
う?どうしたの?
高槻やよい
候補生C「……お姉ちゃんさぁ、卒業試験落ちたハズだよね?」
高槻やよい
!?
高槻やよい
候補生C「なのに、何でアイドルトレーナーやってるの?」
高槻やよい
そ、それは……
高槻やよい
候補生C「みんな頑張って試験受けたのに、お姉ちゃんだけおかしいじゃん!」
高槻やよい
候補生C「……どんなズルしたの?」
高槻やよい
ち、違う!私、ズルなんて……
高槻やよい
候補生C「ウソだ!じゃあ何で、試験落ちたのにアイドルトレーナーになれたの!?」
高槻やよい
そ、それは……。でも私、ズルなんて絶対に……
大神環
自分の成績が悪くて落ちたのに、そのおねーちゃんに八つ当たりか?みっともないぞ
大神環
候補生C「環!?……何よ、アンタだってそう思うでしょ!?お姉ちゃんが何かズルしたって……」
大神環
たまきは知ってるぞ?おねーちゃん、お友だちが1人いなくなっちゃったんだろ?
大神環
候補生C「!?」
高槻やよい
……何で、それを?
大神環
ユニットは3人じゃないと組めない。お友だちが1人いなくなったら、だれか呼ばないといけない
大神環
おねーちゃんは、試験に落ちただろうけど、事務所のおねーちゃんがいいって言ったんだと思うぞ
大神環
アイドルトレーナーになってもいいって言ってもらえる成績だったんだろ?それぐらい分かるぞ
大神環
おねーちゃんをいじめる前に、自分の成績を気にするべきなんじゃないか?
大神環
候補生C「………………ふん!もういい!」
高槻やよい
あ……
大神環
おねーちゃん、だいじょーぶ?
高槻やよい
う、うん。ありがとう……
高槻やよい
う、うん。ありがとう……でも何で私のお友だちがいなくなった事、知ってるの?
大神環
たまき、授業で分からないところがあって、図書室で調べようと思ったんだ
大神環
でも図書室に行っても分からなかったから、事務所に行けば分かるかな~って思って
高槻やよい
事務所に行ったの?
大神環
うん。そしたら、「ミキちゃん」って人がいないのが~、とか、“ひきぬき”?とか聞こえて
大神環
その後「やよい」って名前が聞こえたから、おねーちゃんのことだと思ったんだぞ!
高槻やよい
そうなんだ~
大神環
でも「ひきぬき」ってどういうことなんだろうと思って、たまき、ず~っと外で聞いてたんだ
大神環
そしたら、事務所のおねーちゃんにメチャクチャ怒られた……
高槻やよい
そ、そうなんだ……
大神環
ねーねー。たまきもいつか、おねーちゃんみたいなアイドルトレーナーになれる?
高槻やよい
私みたいに、って言われると、ちょっと分からないけど……いっぱい頑張ればいつか絶対なれるよ!
大神環
くふふ♪だったら、いっぱい頑張って、早くアイドルトレーナーになって……
大神環
そしたらコンテストバトルで……いつかおねーちゃんとバトルしてみたいぞ!
(台詞数: 50)