宮尾美也
やよいちゃん。ひなたちゃん。おはようございます~
高槻やよい
おはようございまぁす!久しぶりに三人のオフが合いましたね
木下ひなた
そうだねぇ。久々だからなんか緊張しちゃうねぇ
宮尾美也
『この三人は休日が合ったときに事務所には内緒のお仕事に行く習慣がある』
宮尾美也
『そう、援助交際である。彼女達は身体を売りに来たのだ』
宮尾美也
こんにちは~
宮尾美也
「あらまぁ、三人とも久しぶりねぇ」
高槻やよい
えへへ、また来ちゃいましたー
宮尾美也
「皆お待ちかねだよ」
木下ひなた
お邪魔します。じいちゃん、ばあちゃん。来たよぉ
宮尾美也
『彼女達は身体を売る。その場所の名は『ふれあい老人センター』・・・』
宮尾美也
『宮尾美也。彼女の巧妙な指技は幾人もの男を虜にしている』
宮尾美也
(ビシィ)むん、歩成りで王手です。詰みですね
宮尾美也
「あー、また負けてしもうた」「美也ちゃん、次はわしとじゃ!」「相変わらず強いのー」
宮尾美也
えへへ、順番にお相手しますからね~。私に勝ったら肩たたき100回のサービスですよ~
木下ひなた
『木下ひなた。あどけない見た目とは裏腹に豊富な経験で浴場接待を得意としている』
木下ひなた
ばあちゃん、ほいじゃあ背中流すね。痛かったら言ってよぉ?
木下ひなた
「気持ちええよぉ。ひなたは上手だねぇ」
木下ひなた
故郷のばあちゃんにも褒められるんだぁ。後で頭も洗うから、さっぱりしようねぇ
高槻やよい
『高槻やよい。彼女は手練だ。お触りはもちろん、言葉責めなども柔軟にこなす』
高槻やよい
おじいちゃん、布団のシーツ替えるからちょっと車椅子に移ろうね。よいしょっと
高槻やよい
「やっぱりやよいは力持ちだな。重くないかい?」
高槻やよい
えへへ、ちっちゃいころから弟達を抱っこしてたからこれくらいちょちょいのちょいです!
高槻やよい
「そうかい、わしもすっかり痩せて…。そろそろお迎えが来るのかね…」
高槻やよい
そんなこと言っちゃダメです!美味しいものいっぱい作りますから、元気でいてください!
高槻やよい
「・・・ありがとう(ホロリ)」
宮尾美也
『気丈に振舞っているが彼女達はまだ幼い。非情な現実に涙を堪えられないこともある・・・』
高槻やよい
え・・・、森崎のおじいちゃんが・・・?
宮尾美也
「森崎さん皆に会いたがってたんだけど、先月の終わりにね・・・」
木下ひなた
そんな・・・、うぅ・・・、グス・・・
宮尾美也
「皆が気にすることはないよ。102歳の十分な大往生さ・・・」
高槻やよい
で、でもぉ・・・(ポロポロポロ)
宮尾美也
やよいちゃん、ひなたちゃん。笑って
木下ひなた
美也さん・・・?
宮尾美也
笑顔で元気に歌いましょ。お空の向こうの森崎のおじいちゃんにも届くように・・・
高槻やよい
・・・・(ゴシゴシ)。そうですね!笑顔で元気に歌いましょー!
木下ひなた
うん!あたし達は元気だよ!ってちゃんと伝えないと!
宮尾美也
じゃあ皆さん、三人で歌います。聞いてください。『ハッピ~エフェクト!』
宮尾美也
『彼女達の援助交際は、ほぼ丸一日に及んだ』
宮尾美也
お邪魔しました~。また来ますね~
高槻やよい
どうしましょう、またお小遣いいっぱい貰っちゃいました・・・
木下ひなた
あたしもだよぉ・・・。今日はボランティアで来たのに。またばあちゃん達が持ってけって・・・
宮尾美也
私もです~。じゃあ皆、またいつも通りでいいですよね?
高槻やよい
はい!見つからないうちにやっちゃいましょう!
木下ひなた
これでよし、また来ようねぇ
宮尾美也
そうですね~
宮尾美也
『三人の帰った後は不思議とセンターにある募金箱はいっぱいになっていると言う』
宮尾美也
『彼女達はまた繰り返えすだろう。金が目的ではなく、自分の歓びのためにまた身体を捧げるのだ』
宮尾美也
~Happy End~
(台詞数: 49)