高槻やよい
うっうー!いっぱい買えました!それにみなさんと一緒だったのですごく楽しかったですーっ!
佐竹美奈子
本当だね!よーし、帰ったら料理するぞーっ!
二階堂千鶴
美奈子は買いすぎですが・・・わたくしも今宵のディナーに相応しい食材を手に入れましたわ!
二階堂千鶴
(まぁ、ディナーといっても実家のコロッケと野菜のスープの予定ですけどね・・・)
二階堂千鶴
・・・・・・・・・。
二階堂千鶴
美奈子、ちょっとよろしいですか?
佐竹美奈子
・・・?はい、どうしたんですか千鶴さん?そんな小声で・・・。
二階堂千鶴
いえ・・・美奈子はわたくしの素性を知った時もすぐ受け入れてくれましたが、どうしてですの?
佐竹美奈子
え?どうしたんですか急に・・・しかも、どうしてって・・・?
二階堂千鶴
その・・・例えばセレブじゃなくてショックだったとか、失望したりしなかったかなって・・・。
佐竹美奈子
えっ・・・私そんな風に思っているように見えますか?
二階堂千鶴
そ、そんなことはないですわ!美奈子には秘密を守ってもらってとても助かっています!でも・・・
佐竹美奈子
だいじょーぶです!私はそんなことぜーんぜん思ってないですよ。
二階堂千鶴
ほ、本当ですの?
佐竹美奈子
はい!だってアイドルならキャラは必要ですし、何かしら秘密があってもおかしくないですよ。
佐竹美奈子
それに、千鶴さんよりもっと派手にキャラ作りしてる方だっているじゃないですか。
二階堂千鶴
ま、まぁ・・・あの子とかあの子とかは別格という気もしますが・・・。
佐竹美奈子
ですからそんな心配いらないですよ。むしろ前よりプライベートな話も出来て嬉しいです!
二階堂千鶴
美奈子・・・あなたにそう言って頂けるとわたくしも嬉しいですわ。ありがとう。でも・・・。
佐竹美奈子
やよいちゃんが知ったらどう思うかが、心配なんですか?
二階堂千鶴
ど、どうしてわかるの?
佐竹美奈子
今の話の流れでわかります。それに千鶴さん、最近その事悩んでいるようにも見えましたし・・・。
二階堂千鶴
えぇ・・・怖いのです。あんなに慕ってくれているやよいに、嫌われてしまうのではないかと・・・
佐竹美奈子
やよいちゃんに限って・・・そうだ!この方法ならバレずに聞き出せるかも・・・ゴニョゴニョ
二階堂千鶴
な、なるほど妙案ね。やよい、ちょっとよろしいですか・・・今から心理テストをしませんこと?
高槻やよい
心理テストですかーっ?
二階堂千鶴
お題の答えによって、その人の隠された素顔がわかるというものですわ。いかがかしら?
高槻やよい
おもしろそうですーっ!やってみてもいいですか?
二階堂千鶴
では問題ですわ。あなたは会社員で仲の良い先輩がいます。しかしその先輩には秘密がありました。
二階堂千鶴
誰にも言ってないその秘密を知った時、やよいはどう思いますか?という問題ですわ。
高槻やよい
ひ、秘密ですかーっ?
二階堂千鶴
例えば・・・普段セレブっぽく振る舞っている先輩が実はセレブではなかった、という秘密ですわ。
佐竹美奈子
(ち、千鶴さんストレート過ぎ!心理テストと称してなら近い事を聞き出せるって言ったけど・・)
高槻やよい
うーん、そうですねー・・・。
佐竹美奈子
(あ、やよいちゃん気付いてない・・・)
高槻やよい
うーん、私ならその秘密を教えてもらって嬉しいと思いますー。
二階堂千鶴
う、嬉しい!?どうしてですの?
高槻やよい
言えない秘密を教えてくれるってことは、その人が私の事を信用してくれてるって事ですよね!
二階堂千鶴
・・・・・・・・・!
高槻やよい
それはすごく嬉しいです!私だったらその人と前よりずっと仲良くなれると思います!
高槻やよい
それに、前よりずーっと好きになれると思いますーっ!
二階堂千鶴
や、やよいっ・・・あなたという子は・・・・・・うっ・・・。
高槻やよい
ち、千鶴さん!?どうして泣いてるんですか!?
二階堂千鶴
め、目にゴミが入ったのですわ・・・。
高槻やよい
た、大変ですーっ!早く出さないと目が真っ赤になっちゃいますよ!
佐竹美奈子
や、やよいちゃん!千鶴さんはたぶん大丈夫よ!・・・千鶴さん、はいハンカチ。
二階堂千鶴
あ、ありがとうですわ美奈子・・・(やよいもだわ、本当にありがとう・・・)
二階堂千鶴
(私はなんて幸せ者・・・こんな子が近くに・・・いつか、いつか私からちゃんと言うから・・・)
佐竹美奈子
あのね、この心理テストの結果だと、やよいちゃんはとっても優しい子って事になるんだよ!
高槻やよい
そうなんですか?なんか照れちゃいます・・・(優しい千鶴さんにちょっと近づけたかな。えへへ)
(台詞数: 50)