高坂海美
まこっちゃん!すばるん!アレ、持ってきた?
菊地真
もちろん!ほら、こんなに!
高坂海美
女子力のカケラ……これさえあれば私達も……
菊地真
女子力最高のきゃっぴきゃぴな女子になれるんだ!
永吉昴
……なれるのか?こんなので?
高坂海美
もーどしたのすばるん?ノリ悪いよ?
永吉昴
いや、冷静に考えてさ。こんな謎アイテムで女子力上がるとは思えなくて……。
菊地真
大丈夫だよ昴。何たって……
永吉昴
真……?
菊地真
これは765プロ製だからね!使えば何かは絶対に起こるよ!
永吉昴
「何か」ってなんだよ!?
高坂海美
まーまー細かいことは気にしない!それより早く使ってみようよー☆
菊地真
そうだね。それじゃあ早速……
高坂海美
「「どうやって使おうか?」」
永吉昴
使い方知らないのかよ!?
菊地真
いや〜、プロデューサーから「好きなだけ取っていけばいい」って言われた嬉しさでつい。
永吉昴
使い方聞かないで取ってくるって意味分かんねえよ……。
高坂海美
とりあえず色々試してみようか。触ってみたら分かるかもだし!
永吉昴
見る限り普通のガラス玉だけどな〜……。
高坂海美
っ!分かったかも!
菊地真
何だって!?どうやって使うんだい海美!?
高坂海美
これは……食べるのかもしれない。
永吉昴
ないだろ。
高坂海美
ちょっと味見してみる!
高坂海美
……
高坂海美
……無味。
永吉昴
ガラス玉だからな。
菊地真
ハッ!……分かったかもしれない。
高坂海美
何だって!?どうやって使うのまこっちゃん!?
菊地真
これは……砕くのかもしれない。
永吉昴
ガラス玉で1番やっちゃダメだろそれ。
高坂海美
砕くって……地面に叩きつけるの?
菊地真
いや、ボクの予想だと握り潰すのが正解だね。
永吉昴
女子の解答として不正解だろ。しかもケガするぞ。
菊地真
ちょっと待ってて……中は空洞みたいだし、頑張ればいけるかも…!(ギリギリ)
永吉昴
わー!やめろやめろ!手が血だらけになるぞ!?
高坂海美
むむむ……じゃあ一体どう使えばいいんだろ?
永吉昴
だからプロデューサーに聞けば……って、ああっ!?
永吉昴
今日家の洗濯オレがやらなきゃいけない日じゃん!2人とも、またな!
永吉昴
頼むからまた食べるとか割るとかするなよ!
高坂海美
……まこっちゃん。今のすばるん…
菊地真
……うん。
高坂海美
(洗濯ができる)
菊地真
(洗濯ができる=女子力高い!?)
高坂海美
きっとすばるんは私達が知らない間にカケラを使ったんだよ!
菊地真
いつの間に……どうやって……!?くっ!食べるか割るしか思いつかない……!
菊地真
ーーー
永吉昴
くしゅん!
永吉昴
あー、真と海美がまた変なこと考えてる気がする。
永吉昴
(そういえばあれ、本当にただのガラス玉だって言いそびれたな……ま、いっか。)
(台詞数: 50)