望月杏奈
あの…真さん…話って…
菊地真
茜って悪魔が襲撃しに来たでしょ?
エミリー
ええ…真さんが撃退したそうですが…それが?
菊地真
目的は杏奈のその剣だった。さらに…
望月杏奈
悪魔以外の…殲滅…
菊地真
そう…そんな大それたことを計画してるみたいなんだ…
菊地真
詳しくは今このみさんと美也さんが茜から聞き出してるところだけど…
エミリー
悪魔以外の殲滅⁉︎そんな…
菊地真
多分杏奈の剣…それが悪魔の弱点になるんだと思う。
菊地真
そうじゃなきゃわざわざ先に奪いにきたりするはずはないからね…
エミリー
でも…なぜ次が来ないんでしょう…
望月杏奈
うーん……茜が成功したと思ってるから…とかかな?
菊地真
それか…その剣も計画に大きな影響を与えないレベルなのか…
エミリー
確かに…使える方も杏奈さん以外は今の所いませんし……
菊地真
そこは大した問題じゃない。問題なのは…その剣の存在と場所がバレてることだよ。
菊地真
それに……多分黙ってても悪魔の計画は遂行される…。杏奈にはそれを潰して欲しいんだ。
望月杏奈
真さんじゃ……ダメなんですか…?
菊地真
僕はこの里を守らなきゃいけないし…その剣が必要になった時、
菊地真
杏奈がいないと話にならないからね…
望月杏奈
そっか…
望月杏奈
うん、杏奈頑張る!
エミリー
あの…では、私はなぜ呼ばれたのでしょう…
菊地真
ああ、ごめん。エミリーには杏奈に付いて行ってもらいたいんだ
菊地真
危険だから…嫌なら…嫌と言ってくれても…
エミリー
いえ、行きます。私にだって森を焼かれた怒りはあります!
菊地真
そっか。ありがとう!
望月杏奈
でも…どこに向かえばいいんだろ…
エミリー
悪魔の里は…世界の果てにある、と言われてますけど……どこなんでしょう…
菊地真
それを茜から聞き出すまでは修行だね。
菊地真
これからの闘いに備えて厳しく行くからね!
菊地真
特に武器の使い方を教えよう。魔法が使えなくなっても闘えなきゃいけないし…
菊地真
杏奈はその剣を使いこなさないとね。
望月杏奈
はい…!
エミリー
はいっ!
菊地真
よしっ!じゃあまずは走り込みから!身体強化して、そっちの鍛錬もするよ!
望月杏奈
うげ…辛いやつだ…
エミリー
真さんの厳しいは…限界をギリギリ超えるくらいの水準を求められますからね…
菊地真
こらっ!口じゃなくて足を動かせー!
望月杏奈
は、はい!
(台詞数: 39)