如月千早
いい加減にして、春香。
天海春香
それはこっちのセリフだよ!何回言わせるの。
伊吹翼
えっと…。どうしたんですか?二人とも〜。
天海春香
翼ちゃん。聞いてよ。千早ちゃんが…
如月千早
ちょっと。余計な事言ったら怒るわよ。
天海春香
なにそれ!千早ちゃんが悪いんでしょ。
如月千早
は?春香がおせっかいすぎなのよ。
伊吹翼
え〜っと。何があったかは知らないけど、落ち着いてくださ〜い。
伊吹翼
で、何があったんですか?
天海春香
千早ちゃんが……
如月千早
春香が……
伊吹翼
……。千早さんから!
如月千早
春香、私の部屋に、余計なものをたくさんもってくるのよ。
天海春香
余計なものなんていい方ないじゃん!私は千早ちゃんの…
伊吹翼
とりあえず千早さんの話を聞かせて下さい。
如月千早
最初はフライパンとか、ティーセットとか、2人で使えるものだったんだけど、
如月千早
だんだんぬいぐるみとか、小物を持ってくるようになって…今じゃまるで春香の部屋よ!
天海春香
千早ちゃんの部屋が明るくなればいいなって思ったの!
伊吹翼
春香さん!しっ!
如月千早
最初は、確かに嬉しかったけど、だんだん目に余るようになって、落ち着かないのよ。
天海春香
いいじゃん!どうせいつも私もいるんだから!
如月千早
そういう問題じゃないわ!お互いの意見は尊重し合いましょうって言ったでしょ!
伊吹翼
………。仲、いいんですね。
天海春香
そんなわけないじゃん!
如月千早
そんなわけないでしょ!
天海春香
千早ちゃんっていつもそう!この前は、私と一緒に少しずつ変わって行きたいっていったじゃん!
天海春香
実際はぜ〜んぜん変わってないけどね!
如月千早
そんな急には変われないわよ!春香だって、私のペースでいいよって言ってくれたでしょ!
天海春香
そんなことしてたら、おばあちゃんになっちゃうもん!
天海春香
そういうとこなくして、立派なアイドルになったら、一緒に暮らすんでしょ!
如月千早
そうよ!そうしたいから、もう少し私の気持ちも尊重してほしいのよ!
如月千早
翼もそう思うでしょ!?
伊吹翼
え?あ、はい。
如月千早
ほら!!ね!!
天海春香
何ドヤ顔してるの!?もういい!今日から千早ちゃんの家行かないんだから!
如月千早
なんでそうなるのよ!そしたら、私は誰に髪を乾かして貰えばいいのよ!
天海春香
千早ちゃんが大好きな、私特製の激甘ミルクだってつくってあげないから!
如月千早
な、なんでよ!鬼畜よ!そしたら私はどうやって心地よい眠りにつけばいいの?!
天海春香
添い寝だってしてあげない!千早ちゃんなんて、一人で寝てればいいんだよ!
如月千早
ひ、酷い!そこまでするの?!私が死んじゃってもいいの?!
天海春香
千早ちゃんが私の話を聞いてくれるまではもうしらないから!
如月千早
わ、わかったわよ!今日私の家に来なさいよ!それで、ゆっくり話しましょう?
天海春香
ちゃんと話聞いてくれるって約束してくれる……?
如月千早
するわ。だから、その、これからも私の家にきて?
天海春香
うん……///
伊吹翼
さすがの私もこれにはキレそう……。おとなしく直帰すればよかったかな…。
如月千早
春香、ごめんね?
天海春香
私こそ。ちょっとおせっかいが過ぎたよね。ごめんね千早ちゃん。
伊吹翼
……………帰ろ。
(台詞数: 49)