箱崎星梨花
商店街にやってきました。人でたくさん賑わってごった返しの光景に星梨花ちゃんは動揺します。
箱崎星梨花
「スゴイ…こんなに人がいっぱい」星梨花ちゃんは初めての商店街に目を丸くしてしまいます。
箱崎星梨花
ここでの目的はジュニオールの餌の材料となるお肉を買う事。そして秘伝のタレを貰う
箱崎星梨花
レストランのシェフのお店もあります。ここは絶対避けては通れません。
箱崎星梨花
「あ、でもパパに怒られちゃうかな…」星梨花ちゃんはお父さんに人混みにあまり入っちゃいけない
箱崎星梨花
そう教えられてきました。転けたりしたら危ないもん。でも、ここを通らなければ絶対におつかいが
箱崎星梨花
成立しません。お昼時なので商店街も人がたくさんです。人混みが無くなるのを待つのも、難しそう
箱崎星梨花
意を決して中に入ります。星梨花ちゃん、初めての人混みに突入～!!
箱崎星梨花
…
箱崎星梨花
……
箱崎星梨花
………!
箱崎星梨花
…………
箱崎星梨花
「男の人とお尻がぶつかっちゃった…」あらら?やっぱり慣れないから色んな人とぶつかっちゃう。
箱崎星梨花
セクハラじゃありませんよお父様。そんなカメラの後ろで凄い形相でぶつかった会社員を睨まないで
箱崎星梨花
でもなんとか人混みはクリア!やったぁ!すると目の前には
菊地真
…
箱崎星梨花
星梨花ちゃんの近くの道場のお姉さんです!星梨花ちゃんのボディーガードはいつもそこで稽古を
箱崎星梨花
して貰っていて、星梨花ちゃんも顔馴染みです!服屋さんに入ったみたい。でも知り合いにあったら
箱崎星梨花
ご挨拶しなきゃね!お母さんとのお約束です!さあこんにち…
菊地真
「うふふ～!真姫なりよ～」
箱崎星梨花
「…」
箱崎星梨花
星梨花ちゃんは何だか邪魔しちゃいけない空気を感じました。そこにいるのは
箱崎星梨花
白い道着と黒帯を締めた凛々しい師範代ではありません。一人のカワイイ女の子です。
箱崎星梨花
「プライベートだもん、邪魔しちゃいけないよね!」星梨花ちゃんはそう考え、まずはお肉屋さんへ
二階堂千鶴
「あら、星梨花ちゃん。今日お母様は??」
箱崎星梨花
ペットショップへ星梨花ちゃんのジュニオールの肉を届けてくれるお姉さんです。
箱崎星梨花
レストランでよく会うので、星梨花ちゃんとも顔馴染みです!星梨花ちゃんもいつもお礼で
箱崎星梨花
セレブっぽい立ち振る舞いを教えてあげたりしています。「でもまだちょっと不自然かな～?」
二階堂千鶴
「そう、今日はペットショップお休みなのね。それじゃあお肉用意してあげますわ」
箱崎星梨花
流石お姉さんです。すぐにお肉を用意してくれました!お財布からお金も出して、後はレストランに
二階堂千鶴
「あっ」
箱崎星梨花
「きゃっ」うわぁ!後ろからの人混みの流れで男の人とぶつかったみたいです。星梨花ちゃんは
箱崎星梨花
転けちゃいました。…ああ、大丈夫?泣かないで…後ろに隠れてるお父様もそんな顔で睨まないで
二階堂千鶴
「星梨花ちゃん、大丈夫?」お姉さんは優しく彼女を介抱します。
箱崎星梨花
「はい…」怪我は無いみたい!良かった良かった!…
箱崎星梨花
あれ?お財布が無いみたい??ひょっとしてさっきの男の人が…
二階堂千鶴
どどどどどうしよう!星梨花ちゃん、お財布をスられちゃいました!このままじゃ買い物が…
菊地真
あ!道場のお姉さん!星梨花ちゃんが倒れたのを見て、颯爽と駆けつけてくれました!
菊地真
「あの男だね…」すぐに話を察した様子。ちょっと?警察沙汰はやめてくださいね??
箱崎星梨花
流石に隠れてる星梨花ちゃんのお父様もお姉さんに任せます。彼女の強さは一番知っています
菊地真
いました!星梨花ちゃんのお財布からお金を抜き取ろうとしている怪しい人影!
菊地真
さあ!悪い奴は成敗だ!!星梨花ちゃん、そこで待っててね!
二階堂千鶴
ドカッ!バキッ!メキッ!ズガン!ボキボキボキ!ザクッ!チュドーン!!!
箱崎星梨花
「…」
二階堂千鶴
「…」
菊地真
大道芸人みたいな奇っ怪なスカートを履いてもこの攻撃力。ちょっとやりすぎじゃないかな～???
(台詞数: 46)