僕がアイドルになった理由(閲覧注意)
BGM
透明なプロローグ
脚本家
クジンシー@パースかばん
投稿日時
2014-04-20 23:06:24

脚本家コメント
真ファンの皆さん、すいませんでした

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秋月律子
真が行方不明になってから2週間、いったい何処にいったんですかね…
音無小鳥
あの娘は今どんな気持ちで過ごしてるか…そういえばこのビデオ
秋月律子
ああ、真が
菊地真
[僕にもしもの事があったら、これを]
秋月律子
っていって渡してきたけど、今まで忘れてたわ…観てみましょう
菊地真
ザザー[こんにちは、律子さんと小鳥さん、お二方がこのビデオを見てると言うことは]
菊地真
[既に何らかの事情で僕は側に居ない筈です、理由は後述します。まず始めに]
音無小鳥
何か始まりましたね
秋月律子
うん、それに様子が変ね
菊地真
[僕は小学生から高校生まで虐めを受けて来ました。]
菊地真
[小学生の頃は(女の癖に生意気だ)と難癖を付け喧嘩を売ってきましたが]
菊地真
[2.3人に囲まれても空手を習っていたお陰で抵抗出来ました、しかし高学年になるにつれ]
菊地真
[どんどん体格に差が出始め次第に袋叩き状態になっていきました]
菊地真
[中学生になると男子からはあまり虐められなくなりましたが今度は女子から陰湿な虐めを]
菊地真
[受けるようになります、教科書やノートへの落書き、カバンをズタズタに引き裂かれる]
菊地真
[トイレではよく水をかけられ、何処からともなく物が飛んでくるのは日常茶飯事でした]
菊地真
[父には何度も聞かれましたが、その度に言い訳をし誤魔化しました。父に迷惑をかけない為に]
菊地真
[そして高校生では着替えを盗まれたり靴を捨てられたり、下駄箱に何かの死体が入っていたり]
菊地真
[自転車のタイヤをパンクさせられたりしました、先生に相談してもろくに取り合って貰えません]
菊地真
[そして高校を卒業した後アイドルにならないかと言われたときにチャンスだと思ったんです]
菊地真
[芸能界に入り今まで僕を虐めてきた人達に復讐をしようと]
菊地真
[アイドルになってからは復讐の為に必要なものを手に入れるために裏の人を探しました]
菊地真
[幸いにもいい人がすぐに見つかり、計画を一緒に練り、口の硬い人と共に]
菊地真
[一人一人に復讐しながらアイドルの仕事を続けていました。]
菊地真
[しかし最後の1人を始末した時心に残ったものは虚しさだけでした。]
菊地真
[僕を虐めてた人を全て殺せばなにかが変わると思っていたのに…]
菊地真
[そして僕は死を選びました。それを聞いて今まで手伝ってくれた人は]
菊地真
[何も言わずに僕の為に最後の計画を立ててくれました、僕の人生に意味なんてなかった]
菊地真
[アイドルなんて復讐の為の隠れ蓑でしかない、そう思ってたのに、今思い出すと楽しかった事]
菊地真
[嬉しかった事、皆に会えた事、そして…プロデューサーの事が次々と浮かんできました…]
菊地真
[帰りたいと思えば思うほど、自分のしてきたことへの後悔と自分の心の醜さで涙が出てきます]
菊地真
[最後になりますが、律子さん、小鳥さん、こんな僕ですいません。勝手にいなくなる自分を]
菊地真
[どうか許してください、それとこの事は他の皆には秘密にしておいてください。]
菊地真
[さようなら、僕の大切な場所]ブツン

(台詞数: 34)