双海亜美
うーむ。難しいですな。
我那覇響
そういう細かい部分はある程度でいいさー。
双海亜美
手抜きはだめっしょ! はるるんのためなのに!
菊地真
二人とも、なにやってるの?
我那覇響
編みぐるみ。自分が。亜美に教えてる。
双海亜美
教わってる。亜美だけに。
菊地真
なんで二人ともカタコトなのさ。てか、亜美だけにって言うためだけにやってるの?
双海亜美
いや、流石にそこまで手間かけないよ一瞬の笑いに。はるるんの誕プレ。
菊地真
へえ、偉いね亜美! 今からつくるなんて、よっぽど手をかけるつもりなんだね!
我那覇響
いや、これもうすぐ完全だぞ。
菊地真
あれ、じゃあ何で今から……まさか……
双海亜美
そのまさか、「プレゼントは嬉しいけど今日全然誕生日じゃないよー」作戦。
菊地真
いや一瞬の笑いに手をかけてるじゃん、響もまさか悪戯に手を貸すなんて……
我那覇響
いやー、それがさ……
双海亜美
……亜美ね、事務所の皆で楽しくわいわいするのすきなんだ。
双海亜美
でもさ、そうやって楽しくするためには、たくさん考えたり……たくさん準備したり……
双海亜美
楽しい時間の何倍も苦労しなきゃなんないんだよね。
双海亜美
て、これは千早お姉ちゃんからの受け売りなんだけど……ほら、歌だってそうじゃん?
双海亜美
中途半端な悪戯じゃ楽しくないし、せっかく面白い事思いついても、準備で手を抜くとダメダメ
双海亜美
これもさ、亜美がイッショーケンメイやんないと、はるるん喜んでくれない……
双海亜美
……て、感じかな……
菊地真
亜美……ごめん、誤解してたよ。
我那覇響
自分もこんな風に言いくるめられたんだぞ。なんかもっともらしいでしょ。
菊地真
あはは、亜美に言いくるめられたなんて、ボク達単純だね。
双海亜美
ちょいちょい! 人聞き悪すぎっしょー!亜美ホンキだもんね。もう大ホンキ!
菊地真
わかってるよ。ボクも何かあったら手伝うから、言ってね。
我那覇響
お、仲間が増えたぞ! よかったな亜美。
菊地真
このまま事務所ぐるみで春香にサプライズしたりしてね。
我那覇響
編みぐるみだけに?
菊地真
……
双海亜美
……
我那覇響
……ごめんなさいだぞ。
(台詞数: 32)