菊地真
マコト&永吉の怒り新党~!
永吉昴
おい、あそこ『トナカイさんと一緒に遊ぼう!』って書いてあんじゃねえか!!
菊地真
え? ウソ、どこ?
永吉昴
ほら、アレだよ! 後ろの木のボードのアレ!
菊地真
あっ、ホントだ!
永吉昴
おい、ちょっと待てよこのスタジオ……完全にクリスマスの使い回わし――
七尾百合子
それではまいりましょうか。本日も国民の皆様の
永吉昴
おまっ、無視か!! こっちの話は!
七尾百合子
すいません。でもあの、尺が……
永吉昴
尺カンケーねえだろ! それよかちゃんとしたスタジオ用意しとけよ! ったく……
菊地真
まぁまぁいいじゃんか昴。それより、この番組の説明はしなくていいの?
永吉昴
あぁ? あーいやもうこのタイトルで見に来たバラエティ馬鹿ならわかんだろ。いらねーよ
菊地真
昴。別に本家と同じような立ち位置目指して、無理に毒舌キャラ装わなくてもいいんだよ?
永吉昴
装ってねーよ! ただ、トナカイがいねーんだよ!
七尾百合子
うふふ。えーそれではまいりましょう。本日も国民の皆様から、怒りの声、届いております。
七尾百合子
まずは「18歳、男性、学生」の方です。
七尾百合子
「私は、バレンタインに『友チョコ』をあげあう女子に腹が立ちます」
七尾百合子
「その日は『女子が男子へチョコを渡す日』なのに、僕のクラスは女の子同士で渡しあっています」
七尾百合子
「ただでさえ僕は貰えなくて寂しいのに、目の前で女子同士の渡しあいを見ると哀しくなります」
七尾百合子
「友達同士でやるなら、違う日に勝手にやってくれ。そう想う自分はおかしいのでしょうか?」
永吉昴
不採用。
菊地真
早いよ! 昴! ちゃんと考えてあげようよ!
永吉昴
考えたぜ、0.5秒くらい。
菊地真
だから短いんだよ! この人一応僕らより年上の、先輩からのおハガキなんだよ!?
永吉昴
うっせーな!プロ野球選手は0.5秒で投げるボールの力加減を決めんだよ!判断力が大事なの!
菊地真
今は野球選手カンケーないだろ!? 友チョコの話だよ。……ていうかバレンタインかぁ
永吉昴
なぁ。ぶっちゃけ、あんまいい思い出、ないよなぁ……
菊地真
ないない。だってボクらも友チョコっていうか、女の子(ファン)からチョコ貰ってばかりだしねぇ
永吉昴
厳密には「好きな人にチョコをあげる日」だろ? 詳しく知らねーけど。だからいいんじゃね?
菊地真
そうだよね! 自分が貰えないからって、楽しそうにしてる人たちを妬んじゃダメだよね!
永吉昴
そうだよ。人はイベントで、気持ちが変化するんだから。特別な日があるのはいいことさ。
七尾百合子
誕生日だって、そうですもんね。
永吉昴
そうそう。人の幸せ見て凹んでる暇があったら、スルーするか、自分も楽しめばいいだろ。
菊地真
なるほどなぁ。じゃあ男の人も女性を見習って、好きな男友達に「友チョコ」を……!
永吉昴
あぁ、そうくるか……
七尾百合子
ふふっ、それはちょっと……
菊地真
あー……気持ち悪い、かな? ははっ、百合子、やっぱそう想う?
七尾百合子
ええ、その……はい。ふふふっ
永吉昴
まぁ男どもが俺らに対抗して、チョコ渡しあって、ギャーギャー騒いでたら地獄絵図だな。
菊地真
地w獄w絵w図www 確かにそうだね。あーそう考えると可哀想か
永吉昴
そうだな。じゃあ「採用」にするか。
七尾百合子
わかりました。(ジャジャジャッ、ジャジャーン)
永吉昴
いや~初回にしては、意外と話、マトモに転がったなー
菊地真
そうだね。そのかわり大分、尺オーバーして長くなったけど。
七尾百合子
続いて「17歳、女性、アイドル」の方。
菊地真
アレ!? まだやるの!? やれるの!?
七尾百合子
「んほぉおっ! 真ちゃん真ちゃん! 私、真ちゃんのこと大しゅきれすぅ!!」さんの投稿……
菊地真
不採用で。
(台詞数: 48)