
周防桃子
春香さん!

天海春香
…桃子ちゃん?

天海春香
あ、あれ?わたし何とも…?

天海春香
『何ともなくはあるまい』

周防桃子
春香さん?

天海春香
え、何?今の声…

天海春香
『我はお主の中におる』

天海春香
へぇ~、わたしの中に?

天海春香
へぇ~、わたしの中に…って何で!?

天海春香
『お主が封印された我を解き放った…それだけだ』

天海春香
でも…普通に動けるよ?

天海春香
『我にはヒトを支配して楽しむ趣味はない』

周防桃子
…一人芝居してるようにしか見えないけど、春香さんは…大丈夫なの?

天海春香
う、うん。心配かけちゃったね…

天海春香
う、うん。心配かけちゃったね…(ぽすん)?桃子…ちゃん?

周防桃子
良かった…ほんと良かった…(ぎゅ)

天海春香
……

天海春香
……ありがとう、桃子ちゃん♪

周防桃子
……(ゴシゴシ)

周防桃子
……ところで『誰かさん』はどうしてこんなとこにいたの?

天海春香
『さあ?…気がついたときには封印されたこの部屋にいたよ』

周防桃子
次。この建物で起きてることは、あなたが原因なの?

天海春香
『先に言ったとおり、我は封印されていた』

天海春香
『下級の霊たちは騒いでいるようだが…な』

天海春香
『我がいるから下級霊が騒ぐのか、そういう場所だから我が存在するのか…』

天海春香
『それにしても…』

周防桃子
?

天海春香
『よく…似ているな』

天海春香
桃子ちゃんが誰に似ているんですか?

天海春香
『なんでもない』

天海春香
『行くのだろう?乗りかかった船だ。付き合ってやろう』

天海春香
いえ…できれば遠慮したいです…

天海春香
『それは無理のようだぞ♪』

天海春香
え!

天海春香
『我の力を宿したブレスレット…外れはしないようだ』

天海春香
ええぇー……
(台詞数: 36)