三浦あずさ
ちょっとインパクトが弱いんじゃない?私達だってすぐは気付かれないかもよ。
二階堂千鶴
なるほど。でしたらこんな感じはどうかしら…
二階堂千鶴
あら~。うふふっ、千鶴ちゃんはやっぱりセレブね、この身体になったらすぐ分かっちゃったわ~
三浦あずさ
あずさの身体になってもわたくしはセレブらしくいきますわよ?おーっほっほ、げほごほ~♪
二階堂千鶴
ちょっ、わざとらしすぎですわ。それじゃあすぐバレてしまいますわよ。
三浦あずさ
そっちこそ。セレブらしい身体っていったい何?
水瀬伊織
…何やってんの?
二階堂千鶴
げ、伊織。いえ、実はその…
三浦あずさ
内緒に出来る?
水瀬伊織
…麻雀の罰ゲーム?
二階堂千鶴
ええ。先日事務所で大人ペア麻雀大会をやりまして。わたくしとあずさが組んだのですが。
三浦あずさ
最下位になっちゃったの。それで優勝した組の言う事を聞かなきゃいけないんだけとね。
二階堂千鶴
プロデューサーと音無さんコンビから「2人でドッキリを仕掛けなさい」と言われまして。
三浦あずさ
とりあえず、私達が入れ替わったドッキリをやろうかなって事になってね。
水瀬伊織
だからってそれじゃあすぐバレるわよ、何だってまたそんなハードル高いのを選んだんだか。
二階堂千鶴
仕方ないでしょう、ドッキリなんてやった事ないんですもの。
三浦あずさ
実際にやると難しいのね~。亜美ちゃんや茜ちゃん達はすごいわ。
水瀬伊織
とりあえずそれはやめた方がいいわ、もう少し簡単なやつにしておきなさい。
二階堂千鶴
やっぱりそうですのね。ふう、となると…
水瀬伊織
まったく。プロデューサーと小鳥、たまに無茶振りするわね、お気の毒さま。
三浦あずさ
でも、けっこう楽しいわよ?普段こういうの考えたりしないから余計にね。
水瀬伊織
ふーん。なら、それが狙いかしら。
三浦あずさ
え?
水瀬伊織
千鶴もあずさも、事務所じゃ頼れる大人達だけど。一歩引いてるように見える時があるのよね。
水瀬伊織
もう少し、自分達から皆に歩み寄ってもいいんじゃない?
三浦あずさ
そうかしら。そんなふうにしてる気は無いんだけど。
水瀬伊織
このみや莉緒は自分達から話しかけるし、会話にも混ざるわ。でもあなた達はそうじゃないでしょ?
水瀬伊織
見守ってるっていうのは分かるんだけど。もっと気楽に接して欲しい時もあるのよね。
三浦あずさ
…そう見えちゃうんだ。駄目ねえ私達、お姉さんなのに伊織ちゃんにそんな事気遣わせちゃって。
水瀬伊織
ほらそれ。そういう風に思うのが良くないって言ってるの。もっと気楽に考えなさい。
三浦あずさ
ごめんなさい。そうよね、皆いい子なんだから。年上だとか、そんなの気にしたりしないわよね。
水瀬伊織
そういう事。プロデューサーと小鳥がいい機会くれたわけだし、上手く活用なさい?
二階堂千鶴
よし!あずさ、これならいけますわよ。あ、そうだ…
二階堂千鶴
せっかくですし、伊織にも協力してもらいましょうか?
水瀬伊織
はあ?お断りよそんなの、罰ゲームなのになんで協力なんてしなきゃいけないワケ?
三浦あずさ
いいじゃない。伊織ちゃんだって、皆ともっと打ち解けるチャンスになるんじゃないかしら?
水瀬伊織
もう、あずさまで。そんなのに人を巻き込まないでよね…
水瀬伊織
…いや。分かったわ、協力してあげる。どんなプランかにもよるけどね。
二階堂千鶴
心配ご無用ですわ。これならバッチリ、皆騙されること受け合いですわよ…
水瀬伊織
ただし。私に神経衰弱で勝てたらよ、負けたらドッキリもう一回やってもらうからね?
二階堂千鶴
え、このような事を2回もやるのはちょっと、その…
水瀬伊織
あら、別にいいわよ?自信が無いなら勝負を避けるのも一つの手だわ。
二階堂千鶴
おーっほっほ!まさか、このわたくしが記憶力で遅れをとるはず無いでしょう?
三浦あずさ
あらあら、聞き捨てならないわね~。カードの扱いなら伊織ちゃんより私の方が上よ?
水瀬伊織
よろしい。じゃ、3回勝負よ。総合で1番多く取った人の勝ち、いいわね?
二階堂千鶴
望むところですわ。セレブの記憶力、見せて差し上げます。伊織のドッキリ、楽しみですわね?
水瀬伊織
そうはいかないわよ。あなた達が慣れないことに苦戦してるの、高みの見物させてもらうんだから。
三浦あずさ
うふふ、私もだけど伊織ちゃんも変わったわね~…じゃ、カードを配るわよ?
(台詞数: 48)