水瀬伊織
(prrrr…)『はい、水瀬です。どなた…』
最上静香
お久しぶりです。警視庁の最上です。
水瀬伊織
『あら、あんただったの?他所行きの声使って損しちゃった。』
水瀬伊織
『で、わざわざこの伊織ちゃんに電話してくるなんて、よっぽどの困り事かしら?にひひ♪』
最上静香
伊織さんの広い人脈に期待して聞きたい情報があるんです。
水瀬伊織
『ま、まあ知ってることなら教えてあげるわ。言ってみなさいよ。』
最上静香
現765女学院理事長の横島という男のことなんですけど…
水瀬伊織
『……』
最上静香
あの…伊織さん?
水瀬伊織
『…一気に不機嫌になる名前ね。詳しい人相教えなさい。』
最上静香
は、はい。
水瀬伊織
『わたしの知ってるヤツなら、女学院の関係者なんてやらせちゃいけないヤツよ。』
最上静香
ー説明中ー
水瀬伊織
『……』
最上静香
伊織さん、それで…
水瀬伊織
『あんた、今すぐそっから出なさい!…頼りないだろうけど、奈緒の方がいいわ!』
最上静香
奈緒さんは別の調査で…、ってどういうことですか!?
水瀬伊織
『ヤツは趣味が偏ってるのよ。そうね…』
水瀬伊織
『分かりやすく言うと、風花より瑞希がストライクゾーンよ。』
最上静香
ということは…
水瀬伊織
『アイツは『未発達』なのが好きなのよ。わたしはまあそういう視線も我慢できたけど…』
水瀬伊織
『さすがにやよいに手ぇ出しそうな感じだったから、出入り禁止にしたわ!』
水瀬伊織
『ホントは経済界のお付き合い上、やっちゃいけないんだろうけどね。』
最上静香
変態だとは思いましたが、まさかそこまで…
水瀬伊織
『資金力だけはあったからね。何を企んでるかは知らないけど…』
水瀬伊織
『女学院の理事会も腐ってるとは思ってたけど、相当ね!』
水瀬伊織
『平等を保つためとか言って、生徒の親が関わってないから人選も適当なんじゃないかしら!』
最上静香
お、落ち着いてください、伊織さん。
水瀬伊織
『悪いけど、至って冷静よ。…あんたなら狙われる側だとは思うけど…』
水瀬伊織
『やるなら徹底的にやりなさい!…金持ち権力振りかざされても水瀬財閥が請け負ってあげるわ!』
最上静香
…わかりました!
水瀬伊織
『いい?きっちりお灸を据えてやるのよ!にひひ♪』(プッ)
最上静香
ふぅ…
最上静香
なんか変な方向に話がいってしまったけど…
最上静香
まずは海美さんたちと合流を…
最上静香
まずは海美さんたちと合流を…(バチバチッ)あぐっ!?…
最上静香
……(ドサッ)
最上静香
???「構内で携帯の長電話とは感心しないぞ…」
最上静香
???「フフフ…(ニヤリ)」
(台詞数: 39)