Ⅰam i ~私はアイドル~
BGM
プライヴェイト・ロードショウ(playback, Weekday)
脚本家
なかやま
投稿日時
2017-04-17 22:57:45

脚本家コメント

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水瀬伊織
私は
水瀬伊織
アイドルを、いつまで続けるのだろうか
水瀬伊織
もちろん、今のところ辞める可能性なんて全然ないのだけど
水瀬伊織
だって、まだまだ目指すべきこと、やり残したこと、たくさんある
水瀬伊織
でももし、それらをやり遂げたら……
水瀬伊織
そうでなくても、10年後、20年後……
水瀬伊織
ずっと続けることはできない、いつかはアイドルを辞める時が来る
水瀬伊織
その時、私は何を思うだろうか
水瀬伊織
時期も、辞めたあとの道も、ちゃんと自分で決めることが出来るだろうか
水瀬伊織
そう、きっと今こうしてアイドルでいられる時間は思ったよりも少ない
水瀬伊織
だからこそ、一回のライブに全力で向かう、どんな仕事にも手を抜かない
水瀬伊織
うん、そこに迷いなんて無い。今、全力で走れている。
水瀬伊織
自信を持って言える。
水瀬伊織
ただ、1つ
水瀬伊織
たった1つ、どうしても引っかかる事がある
水瀬伊織
それは、
水瀬伊織
それは、アイツの存在
水瀬伊織
今こうして、アイドルの仕事に全てを捧げられるのは、アイツのおかげ
水瀬伊織
普段絶対口にはしないけども、
水瀬伊織
それは……私の本心
水瀬伊織
悔しいけども
水瀬伊織
その……
水瀬伊織
アイツのそばに……ずっと……いたいと思っている
水瀬伊織
私がアイドルであり続ける限り、私はアイツのそばにいられる
水瀬伊織
だけど同時に、アイドルであり続ける限り
水瀬伊織
アイツはアイツで、私はアイドル。変わらない関係。
水瀬伊織
もし、私がアイドルを辞めて
水瀬伊織
水瀬伊織としてアイツの前に現れた時
水瀬伊織
それでも、そばにいても良いと、言ってくれるだろうか
水瀬伊織
こんな事を考えてると、何も知らず呑気に仕事をしているアイツに、イライラして腹が立つ
水瀬伊織
だからアイツに言ってやるの、バッカじゃないのって
水瀬伊織
……ホント、バカ
水瀬伊織
だけど同時に、こんな事で悩んでいる私自身を
水瀬伊織
愛おしくも、思う
水瀬伊織
それが「私」が「アイドル」でいられる、私なりのあり方
水瀬伊織
「 idol 」である私は
水瀬伊織
衣装を脱ぎ、事務所を抜け、ライブで歌うこと踊ることを辞めると
水瀬伊織
「Ⅰ」、私 だけが残る
水瀬伊織
だから私は
水瀬伊織
idol としての私も
水瀬伊織
Ⅰ としての私も
水瀬伊織
両方、愛する
水瀬伊織
「私」
水瀬伊織
「私」 か
水瀬伊織
「私」 か「 アイドル」
水瀬伊織
どちらか選ぶ時がくる
水瀬伊織
水瀬伊織
Ⅰ or
水瀬伊織
Ⅰ or i
水瀬伊織
いつか来る、その日まで

(台詞数: 50)