箱崎星梨花
伊織さん、パパへのお願い…本当にありがとうございました!
水瀬伊織
まぁ、これもスーパーアイドル伊織ちゃんの培われた演技力の賜物ね!!
水瀬伊織
でも、本当に大変なのはこれからよ!アンタはロボットってある事を秘密にしながら…
水瀬伊織
アイドルをしてかなきゃいけないんだから!
水瀬伊織
アイドル以外の部分でもそう!箱崎さんの保護ない状態で、アンタはアンタの判断で…
水瀬伊織
ロボットである事を隠し通して自分の考えで行動していかなきゃいけないんだからね!?
箱崎星梨花
…はいっ!
箱崎星梨花
…でも、それ以上に身体が熱を帯びてるんです!
箱崎星梨花
伊織さん、緊張と興奮でのドキドキワクワクって…こういう感情なんですよね?
水瀬伊織
…そうね。
水瀬伊織
(…星梨花、予期不安よりも希望が勝ってるのね。ふふっ、これは楽しみかも…)
水瀬伊織
(伊織ちゃんも先輩としてこれはしっかりしなきゃいけないわね!)
水瀬伊織
まぁ、とは言っても今日は書類の記入とかぐらいだから、肩の力を抜いても大丈夫よ。
箱崎星梨花
はい、わかりました!<ガチャン>
水瀬伊織
って、肩のジョイント外すって意味じゃないわよ!!
箱崎星梨花
あ、ごめんなさい…
箱崎星梨花
では、改めて…こんにち…
水瀬伊織
はい、ストップ!ここで相応しい挨拶は『おはようございます』か『お疲れ様です』よ!
箱崎星梨花
…え?でも今お昼ですしまだ何もしてないですよ?
水瀬伊織
…そうね、でもこれは社会で働く上でのルールだからね。
水瀬伊織
日常生活やパーティーマナーとはまた違う常識があるのよ。その辺りも徹底的に仕込んでいくから!
箱崎星梨花
はい、わかりました!ご教授よろしくお願いします!伊織さん!
水瀬伊織
よろしい!じゃあ、改めて…ね!
箱崎星梨花
はい!では…
箱崎星梨花
お疲れ様です!失礼します!先日連絡した箱崎星梨花ですが…?
音無小鳥
あ、あなたがウワサの新人ロボットアイドルの星梨花ちゃんね!待ってたわよ〜!
水瀬伊織
こ、小鳥ぃ!!??何で星梨花がロボットだって事知ってるのよ!?
音無小鳥
あ、今日シアターの朝礼で社長がみんなに言ってたから!
水瀬伊織
(社長ぉぉぉぉっ!!あのおしゃべり中年がぁぁ!!)
音無小鳥
登録手続きの書類、そこに用意してあるから。早速座って書いてくれるかしら?
箱崎星梨花
あ、はい…。
音無小鳥
それにしてもロボットとは思えないぐらいよね〜!ほっぺもプニプニだし!
箱崎星梨花
…あの…その…コレは特殊合成ゴムの弾力ですし…。
音無小鳥
身体もどうなってるか見てみたいわ〜!ハダカにしちゃダメだよね〜?
水瀬伊織
ダメダメ!
水瀬伊織
ダメダメ!…って、どこのポンコツアンドロイドなツッコミさせるのよ!
水瀬伊織
とりあえず星梨花、アレはダメな大人の例だから…絶対に見習っちゃいけないわよ!
箱崎星梨花
…あ、はい…。
箱崎星梨花
…そんなこんなで、書類を書き終えたわたしは、次にシアターに案内される事になりました。
箱崎星梨花
…そこで、まさかの展開が待っていると思いませんでした…!
(台詞数: 40)