ゆらめき13話『アイドルアルティメイト』
BGM
プラリネ
脚本家
不明
投稿日時
2016-03-03 21:51:40

脚本家コメント
※本編を見てから開いてください
ー育の日記ー
10月16日(金曜日)
伊織ちゃんがアイドルの1番を
決める大会に出ることになりました。
アイドル…アル…なんとかって大会です。
その話をしてくれた時の伊織ちゃん
目がキラキラしてた。
わたし知ってるよ。
伊織ちゃんが1番になるために
すごくがんばってる事。
だから1番になってほしい。
大好きな人の夢だから
かなって欲しい。
そのために一生懸命応援しなきゃね♪
ーーーーーー
大体最後まで出来たので、再開します。
お待たせして申し訳ありませんでした。
全24話です。

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水瀬伊織
……秋。アイドルになって10ヶ月が経った。
水瀬伊織
どちらかと言えば、順調に行ってると思う。少しずつファンも増えているし。
水瀬伊織
でも……何となくあと一歩、上に行くための決め手が足りない……。
水瀬伊織
そんな風にも感じていた。
水瀬伊織
「……アイドル・アルティメイト?」
水瀬伊織
プロデューサーが持ってきた資料を見る。
水瀬伊織
大まかに言うと、年に一度のアイドルのNo.1を決める大会で、
水瀬伊織
有名無名を問わず、たくさんのアイドルが出場する……というものらしい。
水瀬伊織
「これよ……」
水瀬伊織
──ぐっ。思わず資料を持つ手に力が入る。
水瀬伊織
こんなに分かりやすく、No.1が決められる大会があったなんて……。
水瀬伊織
千載一遇のチャンスに気分が高まる。
水瀬伊織
「育………」
水瀬伊織
そして、こんな時でも想うのはあの子の事……。
水瀬伊織
「育は……あたしが一番になったら喜んでくれるかしら……」
水瀬伊織
そう言いつつも、喜んでくれるという確信は……あった。
水瀬伊織
自惚れる訳じゃないけれど、夢は、強い願いは
水瀬伊織
必ず叶うんだという事を、実際にあの子に見せてあげたい。
水瀬伊織
アイドルになって10ヶ月。いつの間にか増えていた、夢を叶えたい理由……。
水瀬伊織
そんなあたしの気持ちを知ってか知らずか、『頑張れよ』とプロデューサー。
水瀬伊織
「……なに他人事みたいに言ってるの。あんたも一緒に頑張るのよ」
水瀬伊織
「頑張って……あたしをトップアイドルにしなさい♪」
水瀬伊織
ーーーーーー
中谷育
「アイドル……なに?」
水瀬伊織
「アイドル・アルティメイトよ」
中谷育
「……あるてぃ?」
水瀬伊織
「わかりやすく言うと、この大会で優勝すれば……No.1のアイドルになれるのよ」
中谷育
「No.1!?すごーい!」
水瀬伊織
おもむろにベッドの上に立ち上がる育。
中谷育
「じゃあ、じゃあ、伊織ちゃんが優勝したら、伊織ちゃんが世界一のアイドルなの?」
水瀬伊織
「いや、世界………まあ、そうかもね」
中谷育
「わぁ〜、すごいすご〜い!」
水瀬伊織
ぴょんぴょんとベッドの上で飛び跳ねる。
水瀬伊織
「ちょっと……また怒られるわよ?」
中谷育
「ねえねえ、いつあるの?」
水瀬伊織
そう言いながら、ベッドから降りる育。やっぱり怒られるのは嫌らしい。
水瀬伊織
「12月よ。最初の日曜日が一回戦目で、その次の日曜が二回戦」
水瀬伊織
「……で、その次の日曜日が決勝戦ね」
中谷育
「えー、そんな先なの〜?待ちきれない〜」
水瀬伊織
「何言ってるの、楽しみは……先にとっておくものよ?」
中谷育
「応援……しなくちゃね。テレビとかでやらないの?」
水瀬伊織
「えっと、決勝まで行けばテレビで生中継するらしいわ」
中谷育
「テレビ!?伊織ちゃん!絶対決勝まで行ってね♪」
水瀬伊織
「当たり前じゃない、だって……あたしは」
水瀬伊織
「優勝するんだから」
中谷育
「わぁ……。えへへ、そうだったね♪」
水瀬伊織
相変わらずの、満面の笑み。
水瀬伊織
その育の笑顔が、これ以上ないくらいの後押しとなった。
水瀬伊織
もう、脇目もふらない。目指す場所はたったひとつ、頂点のみ。

(台詞数: 49)