水瀬伊織
いらっしゃい♪志保、静香。
北沢志保
呼ばれて来たんですけど………
最上静香
何ですか?これ?
水瀬伊織
これは私達3人がある1つのお題について話し合う、という企画よ。
最上静香
急にそんなこと言われても………
水瀬伊織
大丈夫よ。そんな難しいお題はないから。
水瀬伊織
(そう。この企画の趣旨は話し合うことじゃない。)
水瀬伊織
(常日頃、素直になれないアンタ達から本音を聞き出そうっていうのが目的なんだから♪)
水瀬伊織
時間もないから、早速始めるわよ。まずはこれ………「矢吹可奈」。
最上静香
志保ね。
水瀬伊織
ええ、志保ね。
北沢志保
どうして私なんですか!?
水瀬伊織
可奈といえば志保でしょ?さ、いいから話しなさい。
北沢志保
そんな、特に話すことなんて……
水瀬伊織
……可奈が聞いたら悲しむわよ?
北沢志保
………えっと、可奈はですね、
最上静香
(単純ね。)
水瀬伊織
(チョロいわね。)
北沢志保
甘えん坊で、ドジで、泣き虫で……言ったらキリがない位の子なんですけど………
北沢志保
一緒にいると気分が明るくなるんです。癒されるというか………。
北沢志保
それに普段はドジですけど、意外と器用で、色んなことができるんです。………歌以外は。
北沢志保
でもその歌も、ステージの上ではまるで別人の様で。
北沢志保
元気で思いがこもっているのは普段の鼻歌と同じですが、もっと強く、引き込まれる様な………。
北沢志保
そういうところは、すごく尊敬しています。
水瀬伊織
ふんふん、それで?普段抱きつかれてるけど、それについてはどう思っているの?
北沢志保
えっ、どうしてそんなこと……
水瀬伊織
いいから話しなさい。正直に。
北沢志保
その……温かくて、いいなと……思ってます。
水瀬伊織
はい、オッケーよ。このお題はここまで。
北沢志保
えっ!?私しか喋っていませんよね!?それに何だか恥ずかしいことまで言ったような………
水瀬伊織
気のせいよ。はい、次。
水瀬伊織
(次は「春日未来」がくるわね。静香の番ね。)
最上静香
「高槻やよい」………伊織さんですね。
北沢志保
伊織さんですね。
水瀬伊織
ちょっ………どういうことよ!?たしか次って………!
最上静香
どうしたんですか伊織さん?お題は「高槻やよい」ですよ?
水瀬伊織
だ、だからって何で私に振るのよ!?
北沢志保
やよいといえば伊織さんじゃないですか。そういうことです。
水瀬伊織
どういうことよ。
最上静香
話せないんですか?やよいが悲しむと思いま………
水瀬伊織
わ、分かったわよ。話せばいいんでしょ?話すわよ。
北沢志保
(チョロいですね。)
北沢志保
では、やよいは伊織さんにとってどういう存在ですか?
水瀬伊織
友達よ。………1番の。
水瀬伊織
あの子、人を疑うということを知らないから心配なのよ。
水瀬伊織
ホント、私がいないとダメなんだから。
水瀬伊織
………まあ、一緒にいることは苦じゃないけど。寧ろずっと一緒にいたいっていうか………
最上静香
(志保も伊織さんも語るわね。普段は言わないようなことまで………)
最上静香
ーーー彼女は知らない
最上静香
ーーーこの後、自分も同じように語ることになることを………
(台詞数: 50)