伊織の怖い短編集 消えては現れる木
BGM
TOWN_RMX
脚本家
イクスシス♪
投稿日時
2015-10-14 13:21:50

脚本家コメント
見た目は黒い影の様にぼやけていて腕組みをして足を閉じて木の先端に立っていました。分からない!

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水瀬伊織
これはPの家のベランダで体験した話よ…ベランダの外は公園があるんだけど公園の先の畑にね…
水瀬伊織
畑と家を仕切る様に木が並んでいたわ。木は横に並んでいて壁の様になっていたわ。
水瀬伊織
普段から外を見ると変わらない木だったわ…ある日外を見ると…あれ?木が増えてる?
水瀬伊織
居間から見える木は木の間の間隔が広くて数えやすかったそうよ。確かあそこは2本だったはず…
水瀬伊織
なんかボサボサの木が増えてる!あんな木無かったはず…その木は他の木と違い大きい木だったわ。
水瀬伊織
母さん、あんな木無かったよな?母は気にして無かったのか、知らないね〜前からあったんでしょ。
水瀬伊織
気のせいかな…その日はとりあえず気にしない様にしたそうよ。次の日外を見ると木は無かったわ…
水瀬伊織
それからも同じ繰り返しだったわ。木がある日と消える日が繰り返されたわ…ある日
水瀬伊織
木を見ながら考えていたわ。なんだろうな〜分からない木だなぁ。幻覚?いや母ちゃんにも見えてる
水瀬伊織
分からないなぁ〜。ふと…木を下から上に見てみた時!それは見えた…
水瀬伊織
木の上に腕組みをして立つ黒い影のような人を…その瞬間驚いて目をそらしたわ!
水瀬伊織
もう一度確認したら…いたわ…黒い影のような人の形をした物がね…
水瀬伊織
家族を呼びに言った時にはもういなかったわ…何だったのかしらね…今、木は全部切られて無いわ…
水瀬伊織
あの日木は存在していた…一つだけ見た目が違う大きな木がね…完

(台詞数: 14)