水瀬伊織
これはPがよく通る道の横の空き地にあった井戸の話よ。
水瀬伊織
数年前まで、そこには家があったんだけど取り壊されて空き地になっていたの…
水瀬伊織
空き地の真ん中に井戸があったわ。Pは、井戸は何か変な事とか起きるから壊せなかったのかな…
水瀬伊織
そう思いながら車で毎回その道を通っていたわ…母も井戸はお祓いとか、しないとね。
水瀬伊織
壊したら後が怖いからね〜と言っていたそうよ。そして数年変わらず井戸はあったわ。
水瀬伊織
ある日Pの弟の同級生の母親から母が聞いた話をしてくれたわ。
水瀬伊織
その母親は…私あの道路は通らないのよ!だって井戸の横に女が立ってこっちを見てるから!
水瀬伊織
母親は霊感があるらしく道を通った時睨んでいる女を見たらしいわ。だけど井戸の側から動かない…
水瀬伊織
それから、その母親は通らない様にしたそうよ。結局何があったのか分からないままだったわ。
水瀬伊織
そして数年後に井戸は壊されて無くなっていたわ。誰が工事をしたのか分からない…
水瀬伊織
周りの知り合いに聞いても分からないと答える人ばかりだったわ。いつ工事したんだ?とね。
水瀬伊織
今もその場所は空き地のまま…井戸は何処に?そして女は何だったのか?分からない…
水瀬伊織
終わりよ。井戸のイメージはやはり幽霊なのかしらね?ふふふ
(台詞数: 13)