北沢志保
春香さん、紅茶いただきますね
天海春香
それ、可憐ちゃんがくれた特製ハーブティーなんだよ
北沢志保
そうなんですか……心が落ち着きますね……
矢吹可奈
(志保ちゃんが紅茶を手にしたってことは……ついにレベル4に……)
矢吹可奈
(熱い紅茶をかけるんだもん……これは確実に怒られるよ……)
北沢志保
…………
矢吹可奈
(志保ちゃん、紅茶を春香さんに……)
北沢志保
…………
北沢志保
ふぅ~……
矢吹可奈
(かけずに飲むのかよ!!)
北沢志保
(ここはやるしかないわね……可奈のためにも)
北沢志保
どんがらがっしゃーん
天海春香
熱っ!!ちょっと、何をするのよ志保ちゃん!?
北沢志保
すみません……ちょっとボーっとして、可奈に当たっちゃいました
矢吹可奈
ちょっ……私のせいなの!?
天海春香
とりあえず、ゲームを片付けて、こぼれた紅茶を拭かないと……
矢吹可奈
春香さん、かなり濡れちゃってますけど、大丈夫ですか?
天海春香
ちょっと着替えてくるね……二人は大丈夫?よかったら、私の服を貸すけど
北沢志保
あ、大丈夫です
矢吹可奈
服は借りたいですけど、私も濡れてませんし……
天海春香
ごめん!一旦席を外すね(春香退室)
矢吹可奈
酷いよ、志保ちゃん!なんか遠まわしに私のせいにされてない!?
北沢志保
あまりにも不自然になっちゃったから、咄嗟に嘘を言っちゃった……ごめんなさい
北沢志保
それにしても、全然怒らないわね、春香さん
矢吹可奈
い、嫌だよ?春香さんのお母さんを叩くなんて!
北沢志保
ん?別の部屋から何か聞こえるわ……
天海春香
別室の春香「だから言ってるでしょ、お母さん!?後輩が来てるの!!」
天海春香
「そんなダサいジャージを着て、後輩の相手をしろって言うの!?」
天海春香
「もう、本当に信じられない!!可奈ちゃんのせいでこうなったんだからね!!」
北沢志保
……すっごい怒ってない?
矢吹可奈
え……お、怒ってるってことは、もう撮影終了だよね?仕打ちはしなくていいんだよね?
北沢志保
スタッフの声「すみません……春香さんの音声が録れてないので……」
矢吹可奈
もういいじゃないですか!終わりましょうよー!
北沢志保
(春香さんの声……マジで怒ってるんだ……)
矢吹可奈
(もう引き返せないよ……どうしよ~……)
北沢志保
(あと、さりげなく可奈のせいにされてるけど……)
北沢志保
(本人は気付いてないみたいだし、黙っていよう)
天海春香
(春香入室)ごめんごめん、時間を取らせちゃったね
矢吹可奈
そ、そんなことは……
天海春香
さあ、ゲームを進めようか
(台詞数: 40)