音無小鳥
あらプロデューサーさん、もう外回りに出たのね。…ん?
音無小鳥
なんで婚姻届がこんなとこに?プロデューサーさんの名前書いてるし。まさか!?
音無小鳥
...いや、これは違うわね。
音無小鳥
置いてあるゼクシ〇に添付されてるのを見て遊び半分で書いたってとこかしら。
音無小鳥
もう!女の子ばかりの職場だってのに、こんな事して!
音無小鳥
一歩間違えたらセクハラですよ、セクハラ!全くもう!
音無小鳥
あ、そうだわ!どうせ遊びなら乗っかっちゃお。
音無小鳥
えーと、名前に本籍地、両親の名前、サラサラ~っと。
音無小鳥
そして!これが、音無小鳥の...
音無小鳥
印・鑑・ダァーッッ!!
音無小鳥
よし、これで二人は夫婦として認められました!なーんてね。
音無小鳥
はあ。...虚しい。銀行行かなきゃ....
百瀬莉緒
伊織ちゃんと事務所入りって珍しいわね。
水瀬伊織
そうね、まあたまには....あれ、鍵掛かってるわ?
百瀬莉緒
小鳥さんなら銀行らしいわ。鍵預かってるから。
水瀬伊織
全くもう、この私に自分で飲み物を出させるわけ?
百瀬莉緒
まあいいじゃない....ん?
百瀬莉緒
こ、ここここ、こ、これは!
水瀬伊織
何、いきなりニワトリの真似?
水瀬伊織
....って、え?え?えええ!?
百瀬莉緒
....婚姻届よね、これ。
水瀬伊織
そうじゃない?実物、初めて見たけど。
水瀬伊織
あの二人、いつの間にそんな関係に。ちっとも気付かなかったわ。
水瀬伊織
水臭いわね。こんな大事な事、黙って進めてたなんて。
百瀬莉緒
うーん....まあ、分からなくはないかしら。
水瀬伊織
どうしてよ?同じ事務所の仲間でしょ、私達!お祝いだってしてあげたいのに!
百瀬莉緒
アイドルは原則恋愛禁止でしょ?そんな中で自分達だけお付き合いしてます、なんて言える?
水瀬伊織
そりゃそうだけど。
百瀬莉緒
こういうのはね、全部が片付いてからまとめて報告するのが大人のやり方なの。
水瀬伊織
でもっ!
百瀬莉緒
そうしよう、って決めたのは二人よ。私達がどうこう言える問題じゃないの。
水瀬伊織
....
水瀬伊織
なら、せめてとことんお祝いしてあげなきゃいけないわね?
百瀬莉緒
もちろん!よーし、今日は大人組で大宴会ね!
水瀬伊織
ズルいわね、未成年も混ぜなさいよ。
水瀬伊織
そうだわ!次のプラチナスターライブで報告するよう律子に提案してみよっと!
百瀬莉緒
それいいわね!ファンにはちょっと悪いけど、プロデューサーなら関係者だしね!
百瀬莉緒
あ、社長!....何騒いでるか?実は、こんなもの見つけまして。
水瀬伊織
あ、そうだわ!仲人は当然社長よね!
百瀬莉緒
え、もう発表するんですか?こういうのは早い方がいい....たしかに。
百瀬莉緒
プロデューサー君と小鳥さんのご両親に挙式の打ち合わせ?そうですね、アイドル達も出席しますし
水瀬伊織
どうせなら思い切り豪華にしてあげましょ!一流ホテルを貸し切りにするとか....
百瀬莉緒
いや、それは流石に予算が....
百瀬莉緒
え、スポンサーの許可がとれた?流石社長、仕事早いですね!
水瀬伊織
ま、アイドル50人のスペシャルライブがあるなら当然よね。そこ放送してもらえばいいし。
百瀬莉緒
よーし、盛り上がって行きましょ!
水瀬伊織
にしし、楽しみね!
音無小鳥
あ、そう言えばあの婚姻届。置きっぱなしにしてきちゃったわね。
音無小鳥
ま、いいか。どうせ落書きみたいなもの....(ブルっ)
音無小鳥
な、何?今、すっごい嫌な予感が....?
(台詞数: 50)