萩原雪歩
うう...こんな失敗しちゃう私なんか...
萩原雪歩
穴掘って埋まってますぅぅ!!ザックザック...
音無小鳥
ああ。またあの子は穴掘って...。いったいどこまでやる気なんだろう...。
音無小鳥
P「まったくです。ただ、最近あいつについて気になることがあって...。」
音無小鳥
P「萩原建設グループが、東京の地下鉄の敷設免許を取ったあと、株価が急騰してますよね。」
音無小鳥
P「そしてそれからというもの、雪歩の穴の掘りかたがおかしくなってきて...。」
音無小鳥
おかしいって...どうおかしいんですか?
音無小鳥
P「雪歩が...。縦じゃなくて、横に穴を掘り出したんです。まるで地下鉄作るみたいに...」
音無小鳥
確かに落盤とか、事故が起きたら大変ですね。しかもアイドル活動も妨げられますね...。
音無小鳥
P「やめさせようとも思ったのですが、あのペースで穴を掘り続けられた挙げ句...。」
音無小鳥
確かにあのペースで横に長く掘り続けたら、何が起こるかは考えずとも...。
音無小鳥
P「そうなんです。マジで雪歩が地下鉄会社と契約して、線路敷いちゃったみたいで...。」
音無小鳥
もうビジネスじゃないですか!雪歩ちゃんの本業はアイドルじゃないんですか?今すぐに...。
音無小鳥
P「それが、明日開業みたいでそういうわけにはいかないんです。しかも...」
音無小鳥
しかも?
音無小鳥
P「その雪歩の新線が便利すぎるんですよ!家から事務所まで乗り換えなしで...。」
音無小鳥
P「しかもよく出張する場所とか、だいたい網羅してるんですよあの路線。強すぎます!」
音無小鳥
まあ...。じゃあ、開業してからの様子見ですかね。うちにとってもマイナスかはわからないし。
音無小鳥
～ということで翌日～(私は地下鉄使えないとこに住んでるピヨ...)
音無小鳥
雪歩ちゃんは早朝から出発式か...。まあアイドルとして、だと思うけど...。
天海春香
小鳥さんおはようございます!
音無小鳥
あら春香ちゃん。びっくりするくらい早いわね。何時起き?ちょっとあり得ない速さ...。
天海春香
あ、新しい雪歩の地下鉄使って来ました。
天海春香
いつもの時間に出てきたら、こんなに早く着いちゃいました...。便利ですね。
音無小鳥
良かったじゃないの。これで遅くなっても一人で帰ってこれるわね!
天海春香
え、ええ。(そうか、もうPさんに送ってもらえなくなっちゃうのかあ...。寂しいな。)
音無小鳥
あら～?もしかして愛しのプロデューサーさんに送ってもらえなくなってさみしいのかな～?
天海春香
そそそそんなわけ...ないじゃないですかっ!!馬鹿なんですか小鳥さん!!
天海春香
Pガチャッ「おはようございまーす。」
音無小鳥
あら、プロデューサーさんも早い!もしかして...
音無小鳥
P「ええ、地下鉄使いましたよ。思った通り、奇跡的な速さです。」乗り換えなし速ぇ...
天海春香
ですよねプロデューサーさん!事務所の真下が駅ですしね。雪歩ちゃんホントGJですよね。
天海春香
P「お、春香おはよう。お前過去最高の早さじゃないか?春香のくせに...。」
天海春香
むっ、春香のくせにって何ですか!あとプロデューサーさん、遅くなったときですけど...。
天海春香
P「そうか。もう春香を送ることはないのか。ソレハザンネンダナー《棒》」
天海春香
たまには変わらずに送ってってくださいよ!?遠いのは変わらないですからね。
天海春香
P「フッ、だが断る」
天海春香
むーっ?そういうプロデューサーさんだって多忙はもう装えませんからね!
音無小鳥
ストッープ!空気が甘すぎるわ。カップルじゃないんだから...。
音無小鳥
～～～
音無小鳥
結局ほとんどの子たちが地下鉄使ってきたわね。雪歩ちゃんホント便利なもの作ったじゃない。
音無小鳥
(どのくらいかというと...。あのあずささんに迷う余地を与えさせなかったレベル!)
萩原雪歩
えへへっ。みんなに喜んでもらって良かったですぅ。
萩原雪歩
???(...何か...おかしい?)
天海春香
これで雪歩ちゃんもっと忙しくなっちゃうかもね...。
天海春香
???(違う...。雪歩は絶対、ビジネスでこんなことはしない...。)
萩原雪歩
本業はアイドルってことはちゃんとわかってるんだから。趣味程度に地下鉄作ってるだけ。
萩原雪歩
???(きっと...雪歩は何かをごまかしてるぞ...?)
音無小鳥
それじゃ、雪歩ちゃん。地下鉄完成おめでとう!カンパーイワァワァサスガユキピョン!
萩原雪歩
えへへっ♪こんな私でも役に立つことってあるんですねっ。
(台詞数: 50)