望月杏奈
……、伊織さん、ちょっと意外。
水瀬伊織
どうしたの、杏奈。思うところがあるなら、ハッキリ言った方がいいわよ。
望月杏奈
スライムって、ドラ○エでも女○転生でも、一番下の存在だから……伊織さんがするのが、意外…
水瀬伊織
……ゴメン、聞いておいて何だけど、よくわからないわよ。
秋月律子
要は、ゲームの雑魚キャラなのに、それを伊織が演じるのを不思議に思ってるのね。
秋月律子
作品によっては、打撃が通じないから格闘技集団の天敵として描かれたり、
秋月律子
部屋に入ってきた冒険者を、問答無用に「溶かす」トラップにもなってるけど……
秋月律子
いずれにしても、まあ「洗練された」存在ではないわね。
水瀬伊織
仕方ないじゃない。バカプロデューサーが、こんな役をもらってくるんだから。
望月杏奈
……でも、麗花さんも、ロコもいたよ。伊織さんじゃなくても……
水瀬伊織
ロコは駄目。小道具のスライム見た途端、
水瀬伊織
『マッディすぎて、クリエイティブなファクトが無いです。』とか言い出したんだから。
水瀬伊織
まあ、妙にテンションが上がって、蛍光色のスライム撒き散らされなかっただけマシよ。
秋月律子
麗花さんには、振らなかったの?
水瀬伊織
論外よ論外。ハーピーの羽根ですら、迷惑振りまいたのよ。
水瀬伊織
スライムなんて渡した日には、みんなやスタッフの襟元に流し込んだりするわよ。
望月杏奈
伊織さん、みんなの事、考えてるんだね。
水瀬伊織
当然でしょ。他の二人は自分の楽しさが優先で、まだまだ仕事のことが分かってないし、
水瀬伊織
あたし達は狂言回しの立ち位置だったから、わきまえて演じないと。
秋月律子
(こういうことができるからこそ、伊織には仕事で助けられているわよね。)
水瀬伊織
まあ、プロデューサーのスリッパには、スライム仕込んだりしたけどね。にひひ。
秋月律子
結構えげつない事してるわね。(気を許してる証でしょうけど)
望月杏奈
あれ、亜美でも真美でも、環でもなかったんだ……
(台詞数: 23)