エミリー
伊織様、路子さん!ここの旅館の庭は枯山水になっているのですね!
水瀬伊織
へぇ、なかなか凝ってるじゃない。あいつにしてはいいところを選んだわね。
ロコ
ジャパニーズセンス溢れるワビサビアートもロコは好きですよ!
水瀬伊織
あんたは芸術作品ならなんでも好きそうね...。
エミリー
前から思っていたのですが、路子さんはどのような芸術家になりたいのですか?
ロコ
エミリー、「路子」ではなく「ロコ」と呼んでください!さっきもですよ?
エミリー
? ですから「路子」さんですよね?
水瀬伊織
あんたたち、読んでる人にしかわからないやりとりはやめなさい!
ロコ
え、えっとですね、ロコは誰にも真似できないようなアーティストになりたいのです!
ロコ
誰もがルックしてこれがロコ!っていうアートをメイクしたいのです!
エミリー
すごい夢をお持ちなのですね!
水瀬伊織
ふ～ん、あんたの作品ってどういうのが多いの?
ロコ
ロコはキュビズムにリアリズム、さらにはモダンアートにシュルレアリスム...
ロコ
ロコはロコがメイクしたいものを、ロコナイズしてメイクしています。
ロコ
アートにはセンスとアイデンティティがインポータントなのです!
水瀬伊織
それって逆に言えば、いろんなものに手を出し過ぎて、個性がないって思われないかしら?
ロコ
あうっ...!そ、それはですね...。
水瀬伊織
ま、まぁその芸術の世界はよくわからないけど、夢に向かって頑張ることね。
水瀬伊織
努力すれば叶うとは言わないけど、努力しないことには何も始まらないわよ。
エミリー
路子さん、今のは伊織様なりの励ましですよ。少々とげがありますが...。
水瀬伊織
エミリー、一言多いわよ!
ロコ
わかってますよエミリー...。それと「路子」ではなく「ロコ」ですよ...!
水瀬伊織
そのやりとりはもういいわよ!ところで...
水瀬伊織
あんたたち、その格好で寝るつもり?
エミリー
えっ?だめでしょうか?この着物は結構気に入っているのですが...。
水瀬伊織
エミリーのはまだわかるわよ。ロコ、あんたのそれは寝にくいんじゃない?
ロコ
それならノープロブレムですよ。これには寝やすいマテリアルを使っていますから。
水瀬伊織
そ、そう...。しかし、やけにカラフルね。
ロコ
寝るためとはいえ、地味なのはナンセンスなので、ちょっとロコナイズしてみました!
エミリー
さすがですね路子さん!
ロコ
エミリー、何回も言いますが「路子」ではなく「ロコ」と...
水瀬伊織
もういいって言ってるでしよ!さすがに怒るわよ!!
(台詞数: 32)