四条貴音
『こんにちは、麺妖と申します。宜しくお願い致します』
ロコ
『タカネ、最近ロコはアバンギャルドなラーメンストアをオープンしたいんです!』
四条貴音
『ほう、らぁめん屋ですか。では私があどばいざぁとして前衛的な指導をいたしましょう』
最上静香
(ピッ)えっと、最後はARRIVEか。ラーメンのネタで来たのね……
四条貴音
『~いいですかみちこ。お湯を沸かした後、必ず美味になる呪文を唱えるのですよ』
四条貴音
『跪け、命乞いをしろ。と』
ロコ
『そこは普通「3分間待ってやる」じゃないですか!?もう呪文ですらないですよタカネ!』
最上静香
……国民的アニメの要素を取り込んだのね。今のところ、わりとオーソドックスな展開か
四条貴音
『~完成ですか。では試食いたします。ズルズル……うっ!?』
四条貴音
『目が、目がぁぁぁぁぁああ』
ロコ
『ど、どうしたんですかタカネ!?』
四条貴音
『湯気で眼鏡が曇ってしまいました』
ロコ
『もともとかけてないじゃないですかッ!!』
最上静香
ロコのオーバーリアクションか…意外に漫才と相性良さそうね……
四条貴音
『~みちこ、この店はもう終わりです。せめて最後は、私自ら滅びの呪文で終わらせます』
ロコ
『なっ!?滅びの呪文はダメです!!ロコのストアがブロークンしてしまいます!!』
四条貴音
『─メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ!』
ロコ
『ノォォォーーーーーッ!!!』
ロコ
『<<ハハハハハハハ』
最上静香
……何よ、私達とは比べ物にならないくらいウケてるじゃない…!!
最上静香
うどんとラーメン。土俵は同じなのに…!この差は何なの…?
四条貴音
(ガチャリ)…おや、まだ静香が残っていましたか
ロコ
こんばんはシズカ!シズカも残ってネタメイクですか?
最上静香
…あっ、噂をすればロコに貴音さん。お疲れ様です
最上静香
亜利沙さんから各ユニットの1回戦の録画を貰ったので、ここのテレビを借りて見ていました
最上静香
お2人はどうしたんですか?
四条貴音
私達は立ち稽古できる場所を探しておりました
四条貴音
『~麺だけに、これにて手打ちといたしましょう。どうもありがとうございました』
ロコ
『パチパチパチパチ』
ロコ
あっ、ちょうどロコ達のネタの所ですね!
最上静香
はい。(ピッ)…でもすごいですよね、ラーメンだけでちゃんとした漫才が作れるなんて
最上静香
ARRIVEはどうやって作ってるんですか?
ロコ
よくぞアスクしてくれました!最初はロコがダイレクションとスカルプチュアを決めます
ロコ
次にリオがそれをまとまった台本にして、タカネが話しやすいように自分の表現に置き換えます
四条貴音
最後に可憐とエレナに見てもらい、思ったことを教えて貰います
四条貴音
これで何回か推敲を繰り返し、最終的に先ほどのねたが出来上がりました
ロコ
ちなみに2回戦は、ノーラーメンのエクストリームクレイジーなネタで勝負しますよ!
四条貴音
逆に静香、そちらの進捗は如何ですか?
最上静香
カクカクシカジカ
四条貴音
…あや。人数が減り、しかも一から作り直しと
ロコ
ワオ…それにシズカはネタを書かせてもらえないんですね……
最上静香
はい。志保が全部書くと言ってどこかへ行ってしまって。星梨花は門限で帰らせました。
最上静香
…私が書いても、多分同じ程度の結果になると思うんです。それは2回戦敗退を意味します
最上静香
あと1週間を切っているし、志保が間に合わせられるのかも分かりません
最上静香
でも台本がないことには、私も手持ち無沙汰になっちゃって
最上静香
せめてこの間に何か出来ることがあればいいんですけど……
四条貴音
ふむ……では参考までに、1本目のねたを見せて頂けますか?
四条貴音
私達で良ければ、微力ながら助言などいたしますよ
ロコ
シズカ、ネバーギブアップですよ。エブリワンで2回戦をクリアしましょう!
最上静香
2人とも…すみません。ありがとうございます!(ピッピッ)
(台詞数: 50)