佐竹美奈子
……だ、大丈夫?歩ちゃん。
舞浜歩
…破壊され……てはいないみたいだ…。
舞浜歩
…でも…右腕、右脚が吹っ飛んでる。
佐竹美奈子
私も…。左腕がやられて…胸のアーマーは、もうパージしないと。
舞浜歩
とっさに避けようとしても…流石に、避けきれなかったな。
佐竹美奈子
とにかく…早く体制を持ち直そう。
佐竹美奈子
とにかく…早く体制を持ち直そう。【??「耐えしのいだようですね?」】
舞浜歩
っ!…その声は!?
四条貴音
むしろ、耐えきってくれなければ落胆せざるを得ません。
四条貴音
これでも、出力は七割六分五厘に抑えて発射してますので。
佐竹美奈子
やっぱり…貴音さんでしたか…。今の光…抑えても、あの威力だなんて……。
四条貴音
…さて。《スッ!》
佐竹美奈子
{その刹那。私達が持ち直す間も無く、迅速に斬り込んできました。}
佐竹美奈子
《ガキィィン!!》ああぁっ!?[足刀蹴りで、のけぞるデュエル]
舞浜歩
《ガァン!》くっ!?次はこっちか![Xの刀がエクシアの左腕と手持ちの雲龍を捉えた]
舞浜歩
《グググググッ》っ!防ぎきれないっ!?
四条貴音
……両断せしめん。《バキィッ!!》
佐竹美奈子
っ!エクシアの左腕までっ!?
佐竹美奈子
{さっきのサテライトキャノンで痛手を負い、歩ちゃんが再起不能に追い詰められ。}
佐竹美奈子
{孤立して弱気になってきた私に…突然、貴音さんが問いかけてきました。}
四条貴音
佐竹美奈子。歩との連携…まだ駆け出しの身にしては良き傾向と言っておきます。
四条貴音
されど、連携としての呼吸…仲間を想い、合わせるがあまり…単独戦闘は不慣れ…。
四条貴音
歩に王手をかけ、孤立し、手負いであるあなたを…この孔雀砲が狙っています。
四条貴音
この局面において。貴女は、ワタクシに一太刀あびせる勇気を振り絞れますか?
佐竹美奈子
【貴音「それとも…貴女の器は、ここで割れてしまうほど脆いお椀なのですか!」】
佐竹美奈子
……私…私は。
佐竹美奈子
……私…私は。【歩「諦めるなっ!」】
舞浜歩
【美奈子「歩…ちゃん…?」】思い出せよ…。琴葉とのバトル、アリエスとの戦い…。
舞浜歩
いつだって、一歩前へ進む挑戦者だろ!?アタシ達はっ!
佐竹美奈子
【アリエス(嘘にするな、お前の決意。ここはまだ、お前の限界ではない。)】
佐竹美奈子
アリエス……!? そうだ…もう私は、自分で自分の限界を決めたりしない…!
佐竹美奈子
限界がきたら、またそれを打ち破るっ!!《バアァァン!!》
四条貴音
追加装甲を捨て、とらんざむで高速斬撃に持ち込む…。それは勇気か無謀か…?
四条貴音
しかし、歩と同じ剣技はもう通りませんよ?[刀と孔雀砲を構える]
佐竹美奈子
私は1分前の私よりも前へ進む!もう、私は立ち止まったりしないっ!!
四条貴音
いいでしょう!その諸突猛進、この孔雀砲でいさめて差し上げますっ!《ズキューン!!》
佐竹美奈子
{ディバイダーが発射された瞬間、私は心に念じました。}
佐竹美奈子
{自分や歩ちゃん達への想い、アリエスとの誓いを。……次の瞬間}
四条貴音
なっ!これは……粒子化!?
四条貴音
っ!歩のえくしあも消えた!?なんと面妖なっ!?
佐竹美奈子
{まもなく上空に現れたデュエルとエクシア。}
佐竹美奈子
{トランザムの色が、何故か赤から空色に変わり、}
佐竹美奈子
{デュエルどころかエクシアまで、機体や武装がみるみる修復されていきました。}
佐竹美奈子
私の丼は、皆を笑顔にする器!何度でも炒飯を特盛にする、愛溢れる器!!
四条貴音
その信念と熱さ…!まこと辛き担々麺の如し!!
四条貴音
よろしい…。ワタクシも、衰えつつも水瓶の力!久方ぶりに奮いましょうっ!!
(台詞数: 46)