北沢志保
…………。【ムッスー】
馬場このみ
まさか…私服で投獄されるとはもわなかったわね、志保ちゃん。
北沢志保
いいんです。私に合うサイズの服を、ちょうど切らしてたんですから。
馬場このみ
いやいや、そこは甘んじて受けちゃだめよ。ちゃんとスタッフに事前連絡しておかないと。
馬場このみ
…で、その連絡を怠ったプロデューサーはどこにいるのかしら。
北沢志保
私たちと同じように、どこかに投獄されてると思いますよ。
北沢志保
…プロデューサーもキャストに入ってる時点でおかしい気がしますけど。
馬場このみ
もはやアイドル兼業よね。そのうちカミソリレターがプロデューサーに届くんじゃないかしら。
四条貴音
『プロデューサー、手をこちらに…』
馬場このみ
…貴音ちゃんの声?
四条貴音
【カチャカチャ…カチッ】『手錠が外れました。これで、皆を助けられますね』
北沢志保
すごい…貴音さん、この手錠が外せたんですね。
馬場このみ
ぬぎぎぎ…!これ、どうやって外したのよ!!【ガチャガチャ!】
北沢志保
無理に動かすと手首を痛めますよ?本当に、どうやって外したのか謎ですが…。
北沢志保
…それより、もっと気になることがあるんですが。
馬場このみ
どうしたの、志保ちゃん。
北沢志保
貴音さんがプロデューサーさんの手錠を外したんですよね。
馬場このみ
本当にどうやったのかしら。実際に見てみたいわね。
北沢志保
…貴音さんの腕って伸びたりしませんよね。こう、ゴムみたいにびよーんって。
馬場このみ
ルフィや田中太郎みたいに?いくらなんでも、そこまで人間離れしてないわよ。
北沢志保
ということは、プロデューサーさんは貴音さんと同じ牢に入れられてたんですよね。
馬場このみ
…あれ?そういうことになるわよね…?
北沢志保
男女を同じ牢に入れるって、ここの看守は何を考えてるんですか?
馬場このみ
も、物語の筋書き上仕方ないんじゃないかしら…?確かにおかしい気がするけど…。
北沢志保
そのうえ、貴音さんは自由に手錠を外すことができました。ということは…。
北沢志保
自由に動けないプロデューサーさんにパッと舞ってガッとやってチュッと吸ってはぁ～んな事も!!
馬場このみ
ストップ!志保ちゃん、それはアイドルとして思いついてほしくない発想よ!!
馬場このみ
あとカメラも止めて!今の話を聞いた子が暴動起こしかけてるわ!!
北沢志保
大変です、このみさん!皆さんが次々と檻を破壊していきます!!
馬場このみ
おまえら落ち着けー!!貴女達は一度、本当の監獄に入れられてきなさい!!
(台詞数: 30)