四条貴音
……うぉーみんぐあっぷは、この程度で十分でしょう。さぽぉと感謝します、律子。
秋月律子
いいのよ。いまの私にできることは、貴音のコンディションをベストにもって行くことだからね。
秋月律子
……
秋月律子
……また、貴女に頼ってしまうのね。仕事内容をリサーチ・調整するのは私の役目なのに……
秋月律子
今回の大会が、男女別でなかったことを見抜くこともできないなんて……痛恨の極みだわ。
秋月律子
対戦相手はことごとく、当然のように男女混合を組んでるわ。うちは女子しか所属してないのに。
秋月律子
私達の力なら、どんな相手にも勝てると盲信して油断してたのね。この窮地は私が招いたの。
四条貴音
律子、過去の己の過ちを省みるだけでは前に進めません。反省の弁は、もう十分です。
秋月律子
気休めはよしてよ。今からの戦いが絶望的なのは、貴音も分かっているはずよ。
秋月律子
そもそも男女では体格も体力も差がある。競技の上でその差は厳然としてのしかかるわ。
秋月律子
その上相手は、なりふり構わずその道のセミプロまでチームに入れてる。奇跡が起きなければ……
四条貴音
……
四条貴音
秋月律子。貴女、むしろこのわたくしこそを軽く見ているのではないのですか?
四条貴音
恥ずかしながら、わたくし、体躯も体力も男(おのこ)に劣っているとは考えていません。
四条貴音
その道のセミプロ?……相手に不足無しです。その程度の相手、打ち破ってみせます。
四条貴音
アイドルとは、そも挑戦者であり常識の超越者。望まれるなら奇跡も起こしてみせます!
秋月律子
……貴音、本当にごめんなさい。
秋月律子
貴女の肉体の強さと、気力を高める性質に頼ってしまって……
秋月律子
……少なからず貴女の体が傷ついてることも、貴女は本当は誰かに縋りたいことも知ってるのに。
四条貴音
……律子こそ。夜も休日も遣って、私達が少しでも有利になるよう交渉に明け暮れているでしょう。
四条貴音
様々な思いや苦悩を押し殺しながら……辛さを秘めるのはお互い様。引け目を感じるのは無しです。
秋月律子
……時間ね、開戦の。
四条貴音
ええ。それでは、推して参ります。
四条貴音
四条貴音。765エンジェルスの一員として、「桜餅大食い大会」、頂点獲らせていただきます!
(台詞数: 24)