四条貴音
今日も進むよ765プロ。さながらそれは、大名行列。
四条貴音
先頭征くはプロデューサー。その役割は、先導ならず。
四条貴音
戸惑う市井の皆々様に、ただひたすらに頭を下げる。
四条貴音
それに続くは、大きな車。銀のぼでぃに、水瀬の刻印。
四条貴音
金銀財宝、収められず。ただ積まれるは、肉に野菜。さらには穀物、香辛料。
四条貴音
次に控えし、台車の娘。帯し鋼に、光る刃。
四条貴音
ある意味戦に臨む美奈子。こんろと流しを押しながら、脳裏に浮かぶは次なるめにゅう。
四条貴音
さて迎えしは、銀の姫君。浪速の娘と談笑し。
四条貴音
すなわち私、四条貴音。横山奈緒と練り歩き、次から次へと箸を巡らす。
木下ひなた
付き従うは、木下ひなた。水の給仕を任された。
木下ひなた
喉が詰まれば一大事。でも二人には、そんなこと無いべさ。
野々原茜
お待たせしました、野々原茜ちゃん!あふれる才能見せちゃうよ!
野々原茜
何しろお皿が天を衝く。どんどん後ろに運ばないと。
野々原茜
あとは任せた、響に春香。洗ったお皿は拭いといてね。
四条貴音
まだまだ絶えぬ大名行列。次に控えし白衣の天使。
四条貴音
すなわち豊川風花なり。されど、めでぃかるちぇっくは要らず。
四条貴音
しんがり務める、冴えし娘。眼鏡を掛けし秋月律子。
四条貴音
頭を下げるのみならず、売り込み忘れぬ頼れる才女。
四条貴音
歩み止まらぬ765プロ。今日は此方へ、明日は貴方へ。
野々原茜
……
野々原茜
「あのさあプロちゃん。市販品を食べるなら、こんな行列要らないんじゃない?」
木下ひなた
「それ、あたしも思ってたべさ。貴音さん、何でも美味しく食べるから、その場で調理せんでも。」
四条貴音
……!
四条貴音
練り歩くなり、765プロ。銀の姫君差し置きて。美奈子のために歩くなり。
(台詞数: 24)