松田亜利沙
ここに、ピンクのリボンを結んで…と、
松田亜利沙
出来ました!トリさん、喜ぶといいのですが♪
松田亜利沙
『ウサギさんは、自分が持っている、とっておきのニンジンにリボンをかけ、』
松田亜利沙
『トリさんへのお祝いの品を用意していました。』
松田亜利沙
……う~ん。あの素晴らしいたまごのお祝いに、本当に相応しいのでしょうか?
松田亜利沙
『と、ちょっと不安になってきました。』
松田亜利沙
『そこでウサギさんは、こういう時に頼りにしている、』
松田亜利沙
『村一番の知恵者のネコさんに、意見を聞きに行きました。』
四条貴音
…なるほど。まこと、それは難しい問題ですね。
四条貴音
私も、そのたまごを見ないことには、なんとも言えません。
松田亜利沙
それじゃあ、お願いですから、私と一緒に そのたまごを見に行ってくださいな。
松田亜利沙
なにしろ私には学がないので、もしも失礼があったりしやしないか、心配で心配で……。
四条貴音
承知しました。私でよろしければ、ご一緒致しましょう。
松田亜利沙
わぁ!ありがとうございます☆ネコさんが来てくれるなら、安心です!
松田亜利沙
『こうして、ネコさんはウサギさんと一緒に、トリさんの巣に向かうことにしました。』
松田亜利沙
『時刻は、すでにお日様が高くのぼっています。』
四条貴音
しかし、この日差し。難儀なことです……。
松田亜利沙
『知識豊富なネコさんなのですが、長年生きてきたせいで目が悪く、』
松田亜利沙
『ネコ本来の夜型のため、さんさんとする昼のお日様が、眩しくて仕方ありません。』
松田亜利沙
『今すぐ外出する気持ちではありませんでしたが、』
松田亜利沙
『ウサギさん、たってのお願いで、黒眼鏡をかけて出かけることしました。』
四条貴音
『その3に続く!』
(台詞数: 22)