佐竹美奈子
そうなんです。料理のレパートリーを増やしたくて色々調べていたんです。
佐竹美奈子
そこで興味をもったのが、マハム・マッハシです。
四条貴音
まはむ・まっはし…聞き馴染みのない名前ですね。
佐竹美奈子
それを作ってみようと思ったんですが、ある材料が近くに売っていなかったんです…。
四条貴音
それは真残念です…。して、その食材とは…?
ロコ
ミナコ、タカネ、こんなとこでミートなんて珍しいですね。
佐竹美奈子
ロコちゃんこんにちは!
四条貴音
こんにちは、伴田路子。公園で何をしていたのですか?
ロコ
その名前で呼ばないで下さい!
ロコ
ロコはハト達にビーンをプレゼントしていたんです。こっちにおいでー。
ロコ
お二人は何をしていたんですか?
四条貴音
私達は料理の話をしていました。
佐竹美奈子
マハム・マッハシってお料理を話なんだけど、メインの食材が見つからなくて…。
ロコ
マハム・マッハシ?どんなクックなんですか?
佐竹美奈子
ハトの内臓を取り出して、その中にお米を入れてローストした物なんだけど…。
佐竹美奈子
ハトってこの辺りのお店だとなかなか売ってないんだよね。
ロコ
え…?ハト食べちゃうんですか?
佐竹美奈子
外国だと比較的ポピュラーな食材みたいだよ?
四条貴音
ハト…、伴田路子の与えた豆に寄ってきましたね。
ロコ
!?
四条貴音
……。
四条貴音
じゅるり。\バサバサバサバサッ/
佐竹美奈子
ハトが一斉に逃げた!?
ロコ
こ、この子達を食べちゃだめです!!
佐竹美奈子
流石に野生のハトは食べないって。貴音さんも冗談でしょ?
四条貴音
もちろん、じょーくですよ。
ロコ
よ、良かったぁ…。ぐすっ。
佐竹美奈子
あ、ロコちゃん泣いちゃった。
四条貴音
まさかそこまで不安にさせるとは…。すみません。
ロコ
いえ、ノープロブレムです。ちょっとサプライズしただけですから。
四条貴音
そうですか。では私はそろそろ事務所に向かいます。
四条貴音
少し真壁瑞希に用事ができました。
佐竹美奈子
手品用のハトも食用じゃないですからね!
(台詞数: 33)