四条貴音
さて、ここなら安心して話が出来るだろう
望月杏奈
…広い部屋だ…な…
四条貴音
それだけさ…別段珍しくもないだろう
望月杏奈
だが…お前の家庭環境は少し珍しいだろ…う…?
四条貴音
姉か…?
望月杏奈
…
四条貴音
その沈黙は肯定だな…別に姉がアイドルだからといって、やっかんでる訳じゃあない
四条貴音
ただ、私にはこういった生活の方が穏やかでいられる。だから好きにさせてもらっているのさ…
望月杏奈
そう…か…
四条貴音
じゃあ私の番だな。お前の能力は一体何だ?
望月杏奈
せっかちだ…な…もう少しお互いの事を知り合ってから…
四条貴音
こちとらお見合いに来させられた乗り気しないアマじゃあねーんだッ!!
四条貴音
少なくともお前の事だけは知っておかなくちゃあならないッ!!
望月杏奈
…知ったところで…お前にどうする事も出来ない…
四条貴音
どうしても言う気が無い、と?
望月杏奈
…そうだ…な…一つ…勝負をしよう…か…
四条貴音
勝負…?
望月杏奈
なぁに…別に難しい事じゃあな…い…一撃…そう…一撃だけでも私に当てられたら…
望月杏奈
全てを話してもいいッ…!!
四条貴音
面白い…力ずく、ね…受けて立とうじゃあないの
四条貴音
いざ勝負ッ!!
(台詞数: 21)