水瀬伊織
ふーんふふーん。ただいまー。戻ったわよ。
最上静香
ただいま戻りました。
天海春香
おかえり二人とも!大変大変!大変なんだよ!
水瀬伊織
どうしたのよそんなに慌てて……。一体何が……
天海春香
テレビ『………超巨大隕石が接近しています。専門家の調査によると、正確には隕石ではなく』
天海春香
テレビ『高密度の蕎麦の塊であることが発覚しました。』
水瀬伊織
突っ込んでいいかしら………
水瀬伊織
なんで!宇宙の果てから!
水瀬伊織
超巨大な蕎麦の塊が!地球に!降って!
水瀬伊織
来るのよぉぉぉー!
最上静香
(素晴らしい突っ込みのキレだわ)
天海春香
私に言われても……
天海春香
テレビ『このまま衝突した場合、地球の9割は蕎麦に埋めつくされ』
天海春香
テレビ『地球上の全ての生物が死に絶えると予想されます。』
水瀬伊織
なんかね……もう…突っ込む気力が無くなってきたわ…
天海春香
テレビ『各国は緊急事態宣言を発令。核保有国による核ミサイルでの迎撃が決定しました』
天海春香
テレビ『すでに核ミサイルの発射は準備段階に入っており………!?新しい情報です!!』
天海春香
テレビ『突然現れた蕎麦の群れにより軍が襲われています!えっ!?核ミサイルの発射口が…!』
天海春香
テレビ『核ミサイルの発射口が!蕎麦により!埋めつくされてしまいました!』
天海春香
テレビ『これではミサイルの発射ができません!各国は至急蕎麦好きな人間を集め……』
天海春香
テレビ『発射口を塞いでいる蕎麦を食べながら除去するもようです!』
水瀬伊織
………
最上静香
………
天海春香
……どうしよう。大変なことになっちゃったね。私たち、死んじゃうのかな……。
水瀬伊織
………静香、あんた蕎麦はダメなのよねぇ……。
最上静香
………はい。うどんじゃないので……。
天海春香
こうなったら、伊織に頼るしかないね!
水瀬伊織
……私に?いくら水瀬財閥でも、あんな超巨大蕎麦なんてどうにも………。
天海春香
そうじゃなくて!ほら、伊織、出せるでしょ?
最上静香
……ああ、なるほど。確かに伊織さんなら出せますね。
水瀬伊織
……はあ?なんのことよ。そりゃお金なら多少は……
天海春香
ビーム。
水瀬伊織
はあ?
天海春香
ビームだよっ!よくいうじゃない!『いおりんのおでこの輝き、まじ魅力ビーム!』って!
水瀬伊織
アホーー!知らないわよっ!そんなの出せるわけないじゃない!あんたバカじゃないの!?
最上静香
私、伊織さんを信じてます!
天海春香
私も!伊織なら絶対大丈夫だよっ!
水瀬伊織
(すごく信頼されてるみたいだけど、全く嬉しくないわ……)
最上静香
伊織さん!あまり時間がありません!
天海春香
伊織早く!手遅れになっちゃっうよ!
水瀬伊織
だからぁ!無理だって言ってるでしょ!
水瀬伊織
いい加減にしなさーーーい!
水瀬伊織
(ピカッ!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ)
水瀬伊織
(ふぃんふぃんふぃんふぃん……)
水瀬伊織
(ビカァ!ドチューーーーーーーーーン!)
最上静香
きゃあああああっ!眩しい!目を開けていられない!
天海春香
(いおりんのおでこの輝き、まじコロニーレーザー!!)
水瀬伊織
(チューーーーン………シューー………)
水瀬伊織
……あんたたち、覚えてなさいよ………。
水瀬伊織
(世界は救われました)
(台詞数: 50)