秋月律子
何故…私は生まれたんだろう…♪
北上麗花
何の意味があるんだろう…♪
秋月律子
探してる…♪
北上麗花
探してる…♪
秋月律子
――――――――――♪
秋月律子
…『livE』聞いていただきました!ステージで歌うのは随分久しぶりでしたね。
秋月律子
今回はいつもと趣向を変えて、デュオで歌ったんですけど、どうでしたか?
北上麗花
律子さーんっ!!【ダキッ】
秋月律子
わっ!?…もう、麗花さん?急に抱きついてきたりして、ビックリするじゃないですか。
北上麗花
私、律子さんと歌えてとっても楽しかったです♪律子さんはどうでしたか?
秋月律子
…まぁ、楽しくなっちゃう気持ちはわかりますけど♪私も、とても楽しかったです。
秋月律子
ただ、麗花さんの歌唱力がものすごく高くて、若干プレッシャー感じてましたけどね…?
北上麗花
んもうっ、褒めないでくださいよ~♪
秋月律子
褒めて…いや。褒めてるといえば褒めてるのよね?
北上麗花
……。
秋月律子
麗花さん?突然黙っちゃってどうしたんですか?
北上麗花
律子さん、あったかい♪
秋月律子
あったかいって…そりゃ、麗花さんといっしょに全力で一曲歌いましたから暑いくらいですよ?
秋月律子
というか、いつまで抱き着いてるんですか?流石にそろそろ恥ずかしくなってきたんですが…?
秋月律子
【ヒヤッ】っ?麗花さんの指先、冷たい…。
北上麗花
…?
秋月律子
……。
秋月律子
さて、次の曲の準備もそろそろ終わったみたいですね。次は、春香と百合子のユニットよ!
北上麗花
とーっても可愛い曲ですから、たっくさん盛り上がってくださいね♪
秋月律子
それじゃあ春香、百合子、任せたわよ!!
北上麗花
みんなー!またあとでねー!!
北上麗花
――――――――――。
秋月律子
……麗花さん。
北上麗花
どうしましたか、律子さん。
秋月律子
さっき、麗花さんを離そうとしたときに指先に触れたんですが…。
北上麗花
もしかして汗かいちゃってました?
秋月律子
いえ、むしろ不安になるくらいに汗は少なかったです。そうじゃなくて…。
秋月律子
正直、ビックリするほど冷たかったです。
北上麗花
私、冷え症じゃないですよ?
秋月律子
麗花さん、貴女…指先が冷たくなっちゃうくらい緊張してたんですね。
北上麗花
っ…!
秋月律子
こんな言い方をするのはよくないですが、正直な所、麗花さんを誤解していました。
秋月律子
ステージの上でも、いつも通り歌って踊って、楽しいを伝えていると思っていたのですが。
秋月律子
スポットライトの下、サイリウムの海を目の前にして不安がることもあったんですね。
北上麗花
…いつもは、あんまり緊張したりはしないんですよ。ただ、今日だけはちょっと違いました。
秋月律子
…今日だけは?
北上麗花
はい。今日は、律子さんと一緒に、律子さんの曲を歌ったからです。
北上麗花
曲が終わって律子さんに抱き着いたのは、失敗しなくてよかったーって気持ちが大きかったんです。
北上麗花
…私だって、一応プレッシャーを感じることはあるんですよ?
秋月律子
そうみたいですね。…というか、何で私と歌うとプレッシャーを感じたんですか?
北上麗花
だって、歌を歌った本人さんと一緒に歌ったんですよ?
秋月律子
…今度は。
北上麗花
どうしましたか?
秋月律子
今度は、緊張とかそういうの一切なしにして、ただただ楽しく歌いましょう?
北上麗花
…はいっ♪
(台詞数: 50)