最上静香
MC『さぁ皆さん、お待たせしました!これより“律子・麗花復帰祭”のエキジビションマッチを』
最上静香
MC『開始します!挑戦者はなんと、今年アイドルトレーナーとしてデビューしたばかりの新人!』
最上静香
MC『ミリオンプロ期待の新星!ミリオンスターズのメンバー、最上静香!』\ワァァァァ!/
最上静香
(ようやく、この時が来た……)
秋月律子
MC『その最上静香を迎え撃つのは、ITMC5連覇の偉業を達成した“難攻不落の女王”!』
秋月律子
MC『その記録は、未だに破られていません!現役時代の実力は、今も健在か!?』
秋月律子
MC『765プロのプロデューサー、秋月律子!』\ウォォォォォ!!/
秋月律子
初めまして。お互い、悔いの無いバトルをしましょう
最上静香
は、はい……
最上静香
(予想はしてたけど、律子さんへの声援が凄まじいわね……)
秋月律子
審判「では、バトル開始の前に、エキジビションマッチのルールを説明します」
秋月律子
審判「今回は最上さんが100ポイント、秋月さんが30ポイントのスタートでよろしいですね?」
秋月律子
えぇ、それで構いませんよ
最上静香
ちょっと待ってください。ハンデなんていりません
秋月律子
えっ!?
秋月律子
審判「え、いや……でもさすがにそれは……」
最上静香
いりません。私も律子さんも、同じポイントでスタートしてください
秋月律子
審判「え、え~っと……秋月さん、どうしましょう?」
秋月律子
………………
秋月律子
いいでしょう。なら、お互い100ポイントからスタートしましょう
秋月律子
審判「わ、分かりました。では、お互い100ポイントからスタートします」
最上静香
審判「使用ポケモンは1体。制限時間は5分。どちらかのポケモンが戦闘不能になるか」
最上静香
審判「制限時間5分を経過したその時、バトル終了とします」
秋月律子
審判「終了時点で、多くのポイントを所持していた方の勝利となります」
秋月律子
審判「道具の使用については、秋月さんのみ使用禁止というルールになっていますが……」
秋月律子
えぇ。道具を持たせる事は出来ますから、私はそれで構いませんよ
最上静香
いえ、私も使用禁止にしてください
秋月律子
!?
秋月律子
審判「いや……あ、あの……いいんですか?」
最上静香
元々使うつもりなんて無かったので、道具は持って来てません。なので、使用禁止で構いません
最上静香
審判「は、はい……では、両者共に道具の使用は禁止という事で」
秋月律子
あなた、ずいぶんと強気ね。こちらが用意したハンデをことごとく潰してくるなんて
最上静香
ハンデを貰った状態で勝っても、嬉しくないので。それは律子さんも同じですよね?
秋月律子
よく分かってるじゃない。なら、私の性格も分かってるわよね?
秋月律子
………………
秋月律子
私は誰が相手でも、全力で戦うわ。手加減はしないから、そのつもりでいなさいね?
最上静香
………………
最上静香
嬉しいですね。その言葉を待ってましたよ
秋月律子
!?
秋月律子
(ここまで強気な発言が出来る新人なんて、そうはいないわ……)
秋月律子
(ウチの子達も見習ってほしいわね)
秋月律子
審判「あの……そろそろ開始してもよろしいでしょうか?」
秋月律子
えぇ。始めましょう
秋月律子
審判「それではお2人共、ポケモンを出してください」
最上静香
いくわよ、ヌマクロー!<ポンッ!>
秋月律子
出番よ、ハッサム!<ポンッ!>
最上静香
(ハッサム……という事は……)
最上静香
審判「では……試合開始!」
秋月律子
特別に見せてあげるわ。あなたもいずれ使うであろう力を。まだ、ウチの子達にも見せてない力を!
秋月律子
いくわよハッサム!メガシンカ!
(台詞数: 50)