秋月律子
【コンコン】
秋月律子
プロデューサー、律子です。お時間少しいいですか?
秋月律子
ありがとうございます、では少しだけ。
秋月律子
プロデューサー、今日もお仕事お疲れさまでした。
秋月律子
プロデューサー、今日もお仕事お疲れさまでした…って、貴方は隙あらばパソコン開いてますね。
秋月律子
まったく…。地方へのロケに来てるんですから、少しくらい骨休めしてもいいんですよ。
秋月律子
…って、そんなお小言を言いに来たんじゃありませんでした。
秋月律子
実は、ここの女将さんから素敵な話を教えていただいたんです。
秋月律子
プロデューサー、裏手の小川までちょっとついてきてくれませんか?
秋月律子
……なんだか『ちょっと校舎裏まで来い』って言ってるみたい?
秋月律子
…不良漫画よろしく、本当にボコボコにしてもいいんですよ?
秋月律子
よろしい。さ、行きますよプロデューサー殿♪
秋月律子
…袋叩きやカツアゲじゃなければ告白?
秋月律子
ふざけたこと言ってないで行きますよ、プロデューサー!!
秋月律子
――――――――――。
秋月律子
わぁ…っ!女将さんの言う通り、蛍がたくさん飛んでますね♪
秋月律子
月並みですが、こういうのを幻想的な風景って言うんですよね。
秋月律子
ほら、あっちの方まで!すごいですね、プロデューサー!
秋月律子
…そうですよ。これを一緒に見るためにプロデューサーに声をかけたんです。
秋月律子
せっかく地方ロケに来てるんですから、部屋に缶詰めってのも寂しいじゃないですか。
秋月律子
…って、プロデューサーはたまに飲みに出かけたりしてるんですよね。大人勢に拉致られて。
秋月律子
まあそんなことはいいです。たまにはこうやって、仕事の事も忘れてゆっくりしてみませんか?
秋月律子
……。
秋月律子
……今年はもう無理だけど、次の機会は所属アイドルと蛍を見ながらのイベントを…。
秋月律子
時間が時間だから学生組はほぼ無理だとして、やっぱり成人してる人で…。
秋月律子
ディナーショーみたいなイメージ…でもお酒を交えて蛍見なんてあんまり良くはないわよね。
秋月律子
アイドルと一緒に見るだけでも一応のプレミアはあるわよね。風花さんなら清楚なイメージが…。
秋月律子
…って、なんで私は仕事の事を考えてるんでしょうね。ああもうっ。
秋月律子
…なんですか、プロデューサー?
秋月律子
虫さえ平気なら、あずささんと風花さんでイベントを組んでもよさそうだ?
秋月律子
ぷっ…あははっ。プロデューサー殿もお仕事の事考えてたんですね!
秋月律子
何なんですか私たち。こんな景色を見ていても結局仕事に直結させてしまうなんて。
秋月律子
…まあ仕方ないですよね。今日は私の誕生日なのに、遠方へのロケが入ってしまってたんですから。
秋月律子
記念日よりもお仕事。私らしくていいじゃないですか。
秋月律子
…え、私に誕生日プレゼントを用意してたんですか?
秋月律子
…あ、これはブローチですか。使われてる宝石は…ムーンストーンですね。
秋月律子
たしか6月23日の誕生石でしたよね。ふふっ。蛍とは違ったベクトルの綺麗な石。
秋月律子
…うん。今日は一日中仕事でしたけど、こうやって素敵なプレゼントをもらって。
秋月律子
こんな景色を見ることができたんですから、私は満足です。ありがとうございます♪
秋月律子
よしっ!明日もそれから先も、アイドルも事務仕事も今まで以上に全力の私を魅せてきますから…。
秋月律子
よろしくお願いしますね。プロデューサー殿!
(台詞数: 41)