秋月律子
(事務所)「ーーーよし、今日の仕事もこれで終わりっと!」
秋月律子
「あ、そうだ。今日はメールを一回も見てなかった。確認してから帰りましょう。」(カチカチ)
秋月律子
「…って、1000件以上も新着メールが!?しかも全部響と星梨花からだわ!」
秋月律子
「…とりあえず落ち着きましょう。まずは響のメールからね。」(カチッ)
秋月律子
「件名はなし…。本文はーーー」
我那覇響
『ハム蔵が死んじゃった…。どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうし(略)』
秋月律子
!?(カチカチ)
秋月律子
「ちょっと…響からのメール、みんなこれじゃない!?」(カチカチ)
秋月律子
・・・。
秋月律子
「響…!気になるわ。ーーーそうだ、星梨花のメール!」(カチカチ)
秋月律子
「星梨花のメールも本文だけ…?なんか嫌な予感がするわ。」(カチッ)
箱崎星梨花
『ジュニオールが死んでしまいました…。どうしましょうどうしましょうどうしましょうど(略)』
秋月律子
うわああああ!?(ガバッ!)
秋月律子
(律子の自宅)ハァ…ハァ……ゆ、夢!?
秋月律子
そうだわ、念のため響に電話を!(ポパピプペー)
我那覇響
(ガチャッ)『はいさい!』
秋月律子
もしもし、響!?(キーン)
我那覇響
『おわあっ!何だ律子!?』
秋月律子
ハム蔵は大丈夫?死んでないわよね!?
我那覇響
『えっ、ハム蔵?ハム蔵ならここにいるぞ!(ジュイっ!)』
秋月律子
良かった、無事なのね!?
我那覇響
『さっきから律子が何を言ってるのかよく分かんないぞ!?落ち着くさー!』
秋月律子
ごめんごめん。実はかくかくしかじかでーーー
我那覇響
『そういうことか!ハム蔵ならピンピンしてるぞ!』
我那覇響
『何はともあれ、心配してくれてありがとうな!』
秋月律子
はあ…。電話口で騒いでごめんね。
我那覇響
『なんくるないさー!律子も疲れてるみたいだからもう切るね!じゃあ明日また事務所で!』
秋月律子
あ…。ええ、また明日ね。(プツッ)
秋月律子
だいぶ落ち着いてきたわ…次は星梨花ね。(ピポパポペー)
箱崎星梨花
(ガチャッ)『はい、箱崎です!』
秋月律子
星梨花?ちょっとジュニオールの様子を見てきてくれる?…あっ、電話は持ったままでお願いね!
箱崎星梨花
『ジュニオールですか?…ちょっと待ってて下さいね。』(スタスタ)
箱崎星梨花
『律子さん。いま私は犬小屋の前にいるんですけど、ジュニオールは静かに寝てますよ。』
秋月律子
ごめんね、できれば寝息とか聞かせてくれる?そうでないと安心できないの。
箱崎星梨花
『寝息?…ちょっと待って下さいね。』
箱崎星梨花
(スースー)『こんな感じですか?』
秋月律子
よかった…。実はこんなことがあってーーー
箱崎星梨花
『ジュニオールが死んで私が取り乱す夢…ですか?』
秋月律子
そうなのよ。夢と分かった後も何か不安でね…一人でバカ騒ぎしてごめんね。
箱崎星梨花
『いえいえ、夢の中でまでジュニオールの心配をして下さってありがとうございます!』
箱崎星梨花
『もしジュニオールのことで何かあったら相談しますね!』
秋月律子
ありがとう。
箱崎星梨花
『それでは失礼します。また明日、事務所で会いましょう!律子さん、おやすみなさい!』
秋月律子
ええ、おやすみなさい。(ピッ)
秋月律子
夢で本当に良かったぁー!
秋月律子
安心した途端に眠気が…もう一回寝よっと。(ボフッ)
秋月律子
それじゃあ、おやすみなさい…。(スヤスヤ)
(台詞数: 47)