田中琴葉
どんどん行くわよドーブル!地面に「アレ」を書いて!
田中琴葉
ドーブル『……ゴッホ(サラサラサラ…)』
永吉昴
なんだ?ドーブルが地面に絵を書き出した……あれは、ローラーシューズか?
秋月律子
……このバトルでよく勉強することねスバル。ポケモンバトルはまだあなたの知らない事だらけよ。
永吉昴
(グググ…)うわっ!ドーブルが地面に書いた絵が立体的になった!どうなってんだ……?
田中琴葉
相変わらず良い出来ねドーブル。じゃあ書いたローラーシューズを履いて……
田中琴葉
相変わらず良い出来ねドーブル。じゃあ書いたローラーシューズを履いて……こうそくいどう!
田中琴葉
ドーブル『ゴッホ! ゴッホ!(シャッシャッシャーッ!)』
永吉昴
なっ!?絵で書いたローラーシューズで滑ってる!こんな方法で素早さを上げるなんてアリか!?
田中琴葉
素早くなったドーブルの攻撃をかわせるかしら?近付いてでんきショック!(バリバリッ!!)
永吉昴
よく見ると尻尾の筆の先から電気が……と、とにかく走ってかわすんだアシマリ!
永吉昴
アシマリ『あ あしゃっ(パチッ…)』
永吉昴
うっ、かすった!あのスピードで距離を詰められたらでんきショックもかわせない……!
永吉昴
こうなりゃアレだ!アシマリ、ゼンリョクでチャームボイス!(プッピー♪)
田中琴葉
(ゴッ…)ドーブル!やっぱり、素早くてもダメージを与えるチャームボイスは使ってくるよね。
田中琴葉
でもこれも狙い通り!ドーブル、すかさずスケッチ!(サラサラサラ…)
永吉昴
今度はなんだ?……アシマリの顔みたいなメガホンを書いたのか?なんかちょっと可愛いなアレ……
田中琴葉
(グググ…)あら、可愛く描けたねドーブル。じゃあそれで……チャームボイス!
田中琴葉
ドーブル『ゴッホー!(プッピー♪)』
永吉昴
アシマリ『しゃ しゃまっ!?』
永吉昴
アシマリ!くそっ、チャームボイスをスケッチされた……こんなにすぐ使えるようになるのかよ!
永吉昴
とにかく近付かれたらヤバい!走って距離をとりながら……みずでっぽうだ!(バシャッ!)
田中琴葉
(ヒョイッ…)スピードの乗ったドーブルだとかわすのは難しくない!一気にアシマリに近付いて!
秋月律子
……スピードで撹乱して、たまらず使った相手の決め技をスケッチして自分達のものにする。
秋月律子
これがコトハとドーブルのバトルスタイルなの。さぁ、どうするのかしらスバル。
田中琴葉
……良い距離まで詰められたわね。ドーブル!ここでチャームボイス!(プッピー♪)
永吉昴
(しゃまっ!?)アシマリ!まともにくらってよろけた!このままじゃ……!
田中琴葉
隙が出来たわね、今よドーブル!でんきショック!
田中琴葉
ドーブル『ゴーッホー!(バリバリッ!!)』
永吉昴
アシマリ『(バチバチィッ!!)あしゃーっ!』
永吉昴
アシマリーッ!でんき技を、まともにっ……!
秋月律子
効果は抜群、前のバトルの蓄積もあってアシマリ戦闘不能……じゃないわね、まだ戦う気みたい。
永吉昴
アシマリ『あ あしゃま……(フラフラ…)』
永吉昴
ううっ、アシマリ……もういいよアシマリ!このバトルはオレの負けだから、お前は……
田中琴葉
……スバル!ポケモンがまだ諦めてないのに、トレーナーが諦めちゃダメよ!
永吉昴
……っ!?
田中琴葉
アシマリは信じてるの、あなたとならきっとまだ戦えるって……だから諦めずに立ち上がった!
田中琴葉
……ポケモンがトレーナーを信じてるんだから、トレーナーもちゃんと信じてあげないとね?
永吉昴
コトハ……。
秋月律子
……まぁ本来私が言う事なんだけどねそれ。それほどコトハが熱中してるバトルだってことかしら。
秋月律子
それに、感情論だけじゃなくて、アシマリが逆転できる可能性はまだありそうね。
永吉昴
ロトム『(ピコーン!)スバル!アシマリの特性が発動してるロ!「げきりゅう」発動中ロト!』
永吉昴
え?特性……?げきりゅう?
永吉昴
ロトム『げきりゅうはピンチになるとみず技の威力が上がるロト!これで逆転するロ!』
永吉昴
そっか……アシマリ、まだ勝つ気なんだな。ごめん……ちょっとでも負けでいいとか思っちゃって。
永吉昴
……うん、オレもまだ諦めない!行くぜアシマリ!ゼンリョクでみずでっぽうだ!
永吉昴
アシマリ『あーっしゃーっ!!!(ゴウッ!)』
田中琴葉
ドーブル『(ドシャァッ…!)ゴ ゴホッ……!?』
田中琴葉
琴/ドーブル!威力だけじゃなく、技のスピードも上がってる……まだ終わってないわよ!
永吉昴
す、スゲー威力じゃねえかアシマリ!よしっ、このまま最後まで諦めないで行くぜ!(あしゃっ!)
(台詞数: 50)