秋月律子
百合子!アイドルヒーローズにスポンサーがついたわよ!
七尾百合子
スポンサー…ですか?
秋月律子
ええ、私たちの活躍による宣伝効果を期待した企業が声をかけてくれてね。
秋月律子
その企業の製品を使う代わりに莫大な資金を提供してくれる事になったのよ!
七尾百合子
スポーツ選手がよくやってるアレですね!それで、どんな製品を使うんですか?
秋月律子
それはズバリ…これよ!
七尾百合子
あの…どう見ても下着なんですが…
秋月律子
ええ、スポーツブラとショーツのセットよ、スポンサーのアパレル企業の新製品らしいわ。
秋月律子
ブラの方は激しい運動でもガッチリ胸を固定してくれるけど着け心地は抜群!
秋月律子
ショーツの方は極めて高い保温性と速乾性を合わせ持つから不快さとは無縁!…との触れ込みよ
七尾百合子
いや、それは良いんですけど…下着を着けてどう宣伝するんですか、見えませんよね…?
秋月律子
当面はわざと見せながら戦う事になるわね、勿論カメラに映るようにね!
七尾百合子
そんなの痴女じゃないですか!
秋月律子
何を今更…そんなぶかぶかの制服と超ミニスカで見えてないとでも思ってるの?
七尾百合子
いや、そう言われたらそうなんですけど…わざと見せるのは流石に違うかなーって…
秋月律子
しょーがないわね…それじゃあわざと見せない代わりに口で着け心地とか宣伝しときなさい?
七尾百合子
ま、まあそれくらいなら…
秋月律子
おっ、丁度良くデストルドーの活動が確認されたわ…下着を着替えて出動よ!
七尾百合子
あ、早速宣伝活動が始まるんだ…
七尾百合子
(十分後)マイティセーラー現着!デストルドー、貴方達の狼藉もそこまでよ!
田中琴葉
マイティセーラー百合子か…バインドウィップかマイティセーラー翼が都合よかったんだけど…
七尾百合子
…都合が良い?
田中琴葉
まあ、あなたでも問題ないわ…来なさい、マイティセーラー!
七尾百合子
ええ!新開発のスポーツブラと着心地抜群のショーツに守られた私は無敵です!
田中琴葉
妙な口上を言うものね…また洗脳して手駒にしてやるわ!
七尾百合子
(宣伝を意識して足技を多めに…)たあっ!せいっ!
田中琴葉
ぬっ、ぐっ…
七尾百合子
(動きが悪い…ここまで攻めきれる相手じゃ無かったはずだけど…)
七尾百合子
…とにかく今が好機!キネティックサマーソルトキック!
田中琴葉
それを…待っていたのよ!(後ろに飛び退く)
七尾百合子
浅い!服を破っただけか…でも待っていたと言う割に避けただけって言うのは…
田中琴葉
どう?小さめのサイズでもセクシーさを極限まで際立てる勝負下着は!
七尾百合子
…は?
田中琴葉
さっきまではこれを見せつけるためにわざと手加減していたのよ…
田中琴葉
下を見せられないのは残念だけどこれからが本当の勝負よ!
七尾百合子
いや…勝負は勝負だけどなんで戦闘するときに勝負下着なんか着けてるんですか…?
田中琴葉
これがスポンサーの契約だから仕方ないのよ…痴女のリベリオンが健在なら全部押し付けたのに…
七尾百合子
あの、そのスポンサーってこんな名前のアパレルメーカーじゃないですか…?
田中琴葉
えっ、確かにそうだけど…
七尾百合子
私達もスポンサー契約を結んだんですよ…ほら、同じブランドの下着ですよ
田中琴葉
貴方達も苦労してるのね…
七尾百合子
ええ、お互い様です…
(台詞数: 42)