野々原茜
ねえねえ、モガミンモガミン。
最上静香
どうしたんですか、野々原さん。
野々原茜
律子さんの好きな物って何か分かる?
最上静香
好きな物…ですか?確か資格取得が趣味だって言ってましたけど。
野々原茜
うげ…。それはさしもの茜ちゃんでも手が出せない領域だよ…。
最上静香
それと、プロフィールにはゲームと小説が好きって書いてありましたよ。
最上静香
最近は時間がなくて、あまり手が付けられないって嘆いてたのも聞いた覚えがあります。
野々原茜
時間がないのか…。それも、聡明な頭脳を持つ茜ちゃんでも解決できないや…。
最上静香
あ、律子さんって意外と食べるのが好きですよ。私が勧めた饂飩屋さんを気に入ってくれました。
野々原茜
食べ物!それなら茜ちゃんでも何とかなりそう!ありがとう、モガミン!
最上静香
律子さんに何かプレゼントをするつもりですか?
最上静香
律子さんに何かプレゼントをするつもりですか?…でも、律子さんの誕生日って6月ですよね…?
野々原茜
チッチッチッ…。甘い、甘いよモガミン!極上のはちみつよりも甘い!!
野々原茜
茜ちゃんが準備しようとしてるのはプレゼントじゃなくて…そう、賄賂!!
最上静香
賄賂って…野々原さんは政治家じゃないんですから。
野々原茜
号泣会見はしないよ?
最上静香
すでに懐かしい話ですね…。
野々原茜
茜ちゃんはずっと考えていたのである。どうすれば今以上に茜ちゃん人形を普及出来るのかを!
最上静香
日ごろからろくでもないことを考えてるんですね…。
野々原茜
キャラバンで東北エリアへ行ったときは、各市町村へご当地茜ちゃんを作り!
最上静香
各市町村から苦情の電話が鳴りっぱなしでしたよ。小鳥さんが悲鳴を上げてました。
野々原茜
アイドルカーニバルの時は、ジャイアントサンバ茜ちゃん人形を背負い!
最上静香
ジャイアント茜ちゃん、まだ倉庫に置いてあるんですが…。
野々原茜
各茜ちゃん人形生産施設を稼働させたときは茜ちゃん人形が世界を埋め尽くして崩壊させて!
最上静香
野々原さん、とうとう百合子みたいな妄想を…。
野々原茜
…どこかで妙な失敗ばかりしてるんだよね、茜ちゃん人形。
最上静香
ほとんどが野々原さんのミスですけどね!
最上静香
…それで、茜ちゃん人形と賄賂がどうつながるんですか?
野々原茜
そこに気づくとはやはり天才…!実は、茜ちゃん人形作成に律子さんが介入してきたのだよ!
野々原茜
介入というよりは監視なんだけどね…。
秋月律子
『茜ちゃん人形に関わる何かをするときは、まず私に声を掛けて、許可を得てからにしなさい!!』
野々原茜
…ってな感じなんだよ~。個人的な作成は許してくれたんだけど、販売とか提携はダメだって…。
最上静香
むしろ、その程度で許してもらえるあたり有情だと思いますよ?
野々原茜
そこでこの美少女茜ちゃんは考えたのである!律子さんに賄賂を贈り、規制を少しずつ緩くして…。
野々原茜
ゆくゆくは茜ちゃん人形に関わる全権を茜ちゃんの手中に収める計画を!!
最上静香
…律子さんがそう簡単に揺らぐとは思えないんですけど。
野々原茜
かの有名な諸葛亮だって、何回も尋ねられて劉備に力を貸したんでしょ?だったら律子さんも…!
秋月律子
ざ~んね~ん♪孔明は紗代子で、私は孫権だったのよね~?
野々原茜
ひっ!?で、出たああああああああああ!!
秋月律子
人を化け物みたいに言うな!!
秋月律子
まったく…茜の力説が聞こえたから、また何か企んでるんじゃないかと思ったけど案の定ね。
野々原茜
あの…律子さん。いったいいつから聞いていたのか、教えていただけますか…?
秋月律子
私に賄賂を贈ろうとしている辺りよ?
最上静香
野々原さん、言い逃れはできそうにないですね…。
野々原茜
ち、違うの律子さん!茜ちゃんは茜ちゃん人形でこの世の中を変えようと思って!!
秋月律子
着ぐるみ着て営業行脚、今度はどこに行きたい?
野々原茜
着ぐるみ!?茜ちゃんはまだ死にたくないよ~!!
秋月律子
大丈夫よ?人間、着ぐるみを着て全力で歌って躍っても死ななかったから。
野々原茜
い~~~や~~~~~!!!
最上静香
悪い事企てるからですよ、野々原さん。
(台詞数: 50)