天海春香
…翌日私は事務所にみんなを集めていた
水瀬伊織
わざわざみんなを集めてなにかあるわけ?
天海春香
あのね、Pさんは今ここにいると思うの
星井美希
ここって765Pに?
天海春香
うん、はじめはただの気のせいかと思ったんだけど、昨日ね、それが確信に変わったの
天海春香
それにね、Pさんはまだ成仏できてないんじゃないかな?
星井美希
どうして、成仏できてないと春香は思ったの?
天海春香
…私はそれを言うのが怖かった、だってそれを言ったら私は…受け入れることになっちゃうから
天海春香
…でも言わなきゃダメですよね…Pさん
天海春香
あのね、私達は心の何処かでPさんの死を受け入れてないんじゃないかな?
星井美希
やよい「うぅ…」
天海春香
私達とPさんの思いがつまったこの空間はあの日から進んでないんじゃないかな…
天海春香
Pさんとまだいたいという気持ちが強くて…それがPさんをここに縛りつけちゃってないかな?
水瀬伊織
そ、それは…
天海春香
真「ボク達それにまだちゃんとPのこと送り出せてないもんね」
星井美希
雪歩「ちゃんと受け入れて送り出さなくちゃだめですよね…」
水瀬伊織
千早「私達とPは家族みたいなものだから…だからこそPがいなくても家族同士支え合わなくては」
水瀬伊織
千早「いけなかったのに、私達はそれができてなかった…」
天海春香
貴音「私達はいまこそ手を取り合わなくてはいけないみたいですね」
水瀬伊織
響「自分Pがいないのは寂しいけど…みんながいるからきっと大丈夫さー」
天海春香
やよい「みんながまたニコニコに戻れるなら嬉しいかなーって!笑顔でPを送り出したいかも!」
星井美希
亜美「亜美も、亜美達のせいで兄ちゃんが縛らちゃうなんて嫌だから」
天海春香
真美「何か問題が起きても真美達ならぱぱっと解決できちゃうもんね!!」
水瀬伊織
律子「当たり前じゃない、それにPさんの代わりにはならないかもだけど、私だっているのよ」
天海春香
あずさ「あらあら~、律子さんとなら私達大丈夫そうね」
天海春香
聞こえてますかPさん?
天海春香
私達はもうまっすぐ進んでいけますよ、Pさん!
天海春香
今度はPさんの進む番ですよ!
天海春香
P…ああ、わかってるよ春香
天海春香
P…みんなの想いが俺の中に流れてくる、みんなの『お互いを思いやる』気持ちが…
天海春香
P…俺の中に溜まっていた『怒り』や『寂しさ』を洗い流してくれているようだった
天海春香
P…俺はみんなの想いで満たされていた
天海春香
P「ありがとう」
天海春香
P…俺はゆっくり目を閉じた
天海春香
~みんなの想いが俺に届いたなら、俺の伝えたい事も伝えられるはずなんだ~
(台詞数: 35)