天海春香
…あの日私達は朝早くから事務所に集まっていました
我那覇響
P、早く帰ってこないかな!自分、待ちきれないぞー
萩原雪歩
やっと、やっとですぅ、やっと、Pが帰ってくるんだね!
天海春香
…765Pの事務所内はいつもより騒がしくて…それはあたりまえですよね、だって今日は!
天海春香
…ハリウッドに研修に行ったPさんが帰ってくる日なんですから!
天海春香
私、Pさんが帰ってきたら何を話そうかなー…話したいことがたくさんあって決めれないよー
我那覇響
自分もだぞ!たくさんたーくさん話したいことあるぞ!
天海春香
律子「みんなー、集まってー、話があるの」
天海春香
…律子さんはいつもと違う暗い表情で私達を集めて…重い口を開いた
天海春香
P「ハリウッドの方から連絡がきたの…その…」
我那覇響
亜美「なになにー!!?律っちゃん早く教えてよ!」
天海春香
律子「Pが亡くなったって連絡が…」
萩原雪歩
一体どういうことですか?何かのアメリカンジョークなんですよね?
天海春香
…静まり返った事務所には雪歩の声が響いて、私も他のみんなも律子さんの言っている言葉の意味を
天海春香
…段々理解してきました…中には泣き出している子も既にいました、私も例外ではありません
天海春香
どうして…Pさん…
天海春香
律子「とにかく…落ち…ついて…私の…話し…を聞いて」
天海春香
…律子さんも既に大粒の涙を流していて、言葉にならない言葉を連ねていました
天海春香
…律子さんの話を要約すると、Pさんは美希の熱狂的なファンにより銃殺されたということでした
萩原雪歩
美希「ハニー…」
天海春香
…その事を知った美希は、俯いて泣いていました、あずささんと貴音さんが慰めに行くまでは…
天海春香
私達は決めました、今日めくるはずだったPさんのカウントダウンをめくらないことを…
萩原雪歩
だってPは帰ってきてくれてないですから…ここに残しておけば
我那覇響
いつかPが帰って来てくれる気がして…そう思えれれば、自分達も頑張れるから!
天海春香
765PはPさんと私達がいてはじめて765Pだから!
天海春香
～それが私達の思い～
萩原雪歩
～私達このままでもいいと思ったんです～
我那覇響
～頭のどこかでいけないって思ったけど…でもそれが自分達の選択なんだぞ～
天海春香
～Pさんの事を想い続けて～
天海春香
Pさんの死から逃げようとした…
天海春香
色んな想いがあの紙には込められている、だから…そのままにしているの
天海春香
～プロデューサーさんが帰ってくるまで後1日～
(台詞数: 32)