天海春香
P…春香が静まり返った事務所に一人、ただの紙切れを見ていた
天海春香
Pさん…私達、どうしたらいいんでしょうか…
天海春香
P「春香…」
天海春香
765Pは私達とPさんの思い出、想いがつまった場所のはずなのに…
天海春香
最近はなんだか少し雰囲気が悪いんです…
天海春香
Pがいなくなって少しずつ少しずつ…765Pは変わりつつあります
天海春香
私は以前の765Pのほうが好きですよ!
天海春香
Pさんと私達がいた頃の…
天海春香
私ね、今でも思うんです、毎朝起きて、765Pの扉を開けるとPさんがいるんじゃないかって
天海春香
それで「今日も頑張ろうな」って私達に声をかけてくれるんです…
天海春香
私達は今でもPさんが帰ってきてくれるの待ってるんですよ…
天海春香
頭では帰ってこれるはずないってのはわかってるんです…
天海春香
けど…私、割り切れなくて…心のどこかでPさんとみんなのいる事務所を求めてるんでしょうね
天海春香
っていけない、こんなこと言ってたらPさんにしかられちゃいますよね…
天海春香
P…春香は泣いていた、ただの紙切れに話しかけながらずっと…
天海春香
P…あの一件以来、765Pの雰囲気はギクシャクしている…
天海春香
P…みんなの笑い声が絶えず続いていた765Pはもうここにはなかった
天海春香
Pさんがいたらどうしてたんでしょうね…ってPさんがいたらこんなことにはならないですよね
天海春香
P…春香の言葉が突き刺さる、この状況を招いたのは俺の死なのだ
天海春香
P…もし俺があの日気を付けていれば、こんなことにはならなかった
天海春香
P…そして忘れがちだが、春香達の大半はまだ子供なのだ
天海春香
P…春香達が心のどこかで俺を求めているとわかったとき、俺は嬉しかった
天海春香
P…それと同時に自分自身を呪った
天海春香
P…俺は側にいるだけでなにもできないのだ、彼女達のプロデューサーとして導くことができない
天海春香
P…沸々と沸き上がる『寂しさ』と付随する形で感じる『憤怒』
天海春香
P…ミンナトイッショニイレバコンナコトニハナラナカッタ
天海春香
P…理性は崩壊しかけていた
天海春香
(私はみんなとPさんと一緒にいたかったです…)
天海春香
P…ここはみんなの想いが思い出がつまっている場所
天海春香
P…それを守るためになら俺はなんでもできる
天海春香
P…ソウナンデモ
(台詞数: 31)