科学者のモノリーグ
BGM
Up!10sion♪Pleeeeeeeeease!
脚本家
Կիշիրա
投稿日時
2016-03-12 01:42:05

脚本家コメント
【のり子編8話】〜科学賞ってなんや〜
最初は10話くらいで終わる予定だったんですが今の時点で2話伸びてるので最低でもあと4話ありますね。
これ一段落するまで他のドラマ書かないことにしてはよ終わらせます。
あと一日1話書けなくても許してつかあさい。

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福田のり子
このコズミックSF話を総合すると。
福田のり子
お父さんを含む科学者が全員いなくなって勿論周りは大騒ぎ。
福田のり子
『え、何でいなくなったの誘拐か神隠しかはたまた慰安旅行か!しかもデータごと!』
福田のり子
『誘拐なら要求とかありそうだし、神隠しとかならデータは消えんでしょ』
福田のり子
『いやいや!そもそもそんな大人数が揃って誘拐されたりするわけない!従ってこの事件の真相は』
秋月律子
「このセクションの全開発者の集団逃亡、そう言う事になったわ」
福田のり子
それでも十分不自然じゃあなかろうか。
福田のり子
『どうしよどうしよ!これは大事件だ!早く指名手配するかなんかして全員連れ戻さないと!』
福田のり子
『待って待って!皆に知らせるともっと大騒ぎになるじゃん!アタシそんな責任とりたくないよ?』
福田のり子
『で、でも!科学者たちとデータがないと動力が!』
福田のり子
『いやいや、もうその部分は設計段階に入ってるんだし、出来ないって事は無いでしょ』
福田のり子
『確かに開発に至るまでの研究やらは失われてしまったけど、そんなん見てもアタシ達わからんし』
福田のり子
『あ、そっか!じゃあ別にもう気にしなくて良いか!落着落着!』
福田のり子
『ううん。データを持ち逃げされたって事は、他の良からぬ団体の手に渡ってるかもしれんでしょ』
福田のり子
『秘密裏にでも全員探してしょっぴいて、真相を追求しなきゃだめだよ!』
福田のり子
『ま、ノウハウを知った所で実現出来るレベルでも無いし心配はしなくてもいいんじゃん?』
福田のり子
「ってテキトウ過ぎでしょ!」
秋月律子
「この国の政府は昔からそんなもんでしょ、事なかれ主義なのよ」
福田のり子
「でも、それじゃあ何でアタシこんなに、家探しされてるんですか」
秋月律子
「そこで塔の不完全さが露呈したのよ」
福田のり子
『あの、思ったんだけどさ。この塔凄いっちゃ凄いけど言うほど凄くなくなくない?』
福田のり子
『あ、思った?なんか科学者達が言ってた感じじゃ無いよね。なんでだー!責任者呼べー!』
福田のり子
『やい責任者!これはいったいどういう事だい!説明しろやい!』
秋月律子
『あ、これ動力系の問題ですね。作った人じゃ無いと分かりませんねー』
秋月律子
『だからあの時ちゃんと探してって言ったのに、全部終わってからそんなこと言われても』
福田のり子
『きー!元はと言えばアンタらのせいなのに!とりあえずこれに関わったヤツ探しだせーい!』
福田のり子
『あれ!どこ探しても一人も見つからない!なんでだ!え、数人見つかったって?連れてきて!』
福田のり子
『それが、ちょっと前に漁船が引き上げてDNA鑑定で……それでも良い?』
福田のり子
『えー!?そっちも?もしかして居なくなった科学者全員……』
福田のり子
『いや、まだ死体すら見つかってない人も居るからわかんないよ。それよりデータだけでも無い?』
福田のり子
『無い!』
福田のり子
『きー!あ、そうだ!もしかしたら家族とかに残してるかもしれない!関係者全員洗おう!』
福田のり子
『そうなると人出が足りないよう!あ、そうだ、何か解かるかもしれんしりっちゃん手伝って』
秋月律子
「えー、流石に科学も何も関係無いでしょそんなの……何て本音は言わず仰せの通りにしますよ」
福田のり子
『家族とかご近所とかに結構言えないこともして聞いたのに何も出てこないよ!?』
福田のり子
『もうおしまいだ!このままヨワヨワな塔と共に一生過ごすんだ!あ、でも皆にはやっぱり内緒で』
福田のり子
『そんな皆に朗報!一人見つかったかもしんないよ!ほらあの博士に一人娘が!』
福田のり子
『えー、そこ調べたけど既にもぬけの殻だったよ?』
福田のり子
『と思うでしょ。でもアタシ裏の引っ越し屋さんに友達が居てね、教えてもらったんだよ!』
福田のり子
『よっし!最後の希望!今からそこ乗り込むぞー!のり子だけに!』
秋月律子
『あーちょっと待ってください!やっぱりこう言うの私得意だしその子は私が調べます!』
福田のり子
『あ、そう?じゃあお願い。でも念の為監視の人つけとくねいやりっちゃん信用してるけど一応』
福田のり子
「……こんな感じですか?」
秋月律子
「お疲れ様、中々分かりやすかったわよ。さて、ここからが本題何だけど」
秋月律子
「ここまで聞いたら、あなたがかなり大変な立場にあるのは理解してもらったと思うわ」
秋月律子
「もう私が何を言っても、反逆者の娘であるあなたが無事に済む事は無いと思うの」
秋月律子
「でも、幸いあなたは科学賞だわ。それも塔に相応しいくらい優秀な」
秋月律子
「もしあなたが前任者達の穴を埋める事が出来れば、あなたは政府にとっての財産に転じる」
秋月律子
「いえ、別に原因を究明する必要は無いわ。フリで時間稼げれば、あなたを逃がすスキがでるかも」
秋月律子
「しばらくの間、塔の囚われの姫になってくれないかしら」

(台詞数: 50)