白衣も革ジャン
BGM
いっぱいいっぱい
脚本家
Կիշիրա
投稿日時
2016-03-11 04:19:32

脚本家コメント
【のり子編7話】
50台詞て目的のところまで行けなくてまだまだ永くなる罠。

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福田のり子
「むにゃ……そうそう最近三食ウコンしか食べて無くて……」
福田のり子
「って、アタシは黄土色じゃなくて金髪だって!」
福田のり子
「ってあれ?アタシどうして寝てたんだっけ?」
秋月律子
「あらおはよう。良い夢見てた?」
福田のり子
「あれ?あなたは?」
福田のり子
目を覚ますと、アタシは自分のベッドに寝かされていた。家の中は台風でもあったかの様に荒らされ
福田のり子
それでも尚、黒ずくめ(とか赤とか)の男達が粗雑な家宅捜索を続けていた。
福田のり子
別に見つかって困るものは無かったけど、自分の秘密基地を荒らされてるようで、
福田のり子
やっぱり、いい気はしなかった。
秋月律子
「はじめまして、私は秋月律子。塔から来た、といえば分かるかしら」
福田のり子
「全然」
福田のり子
そのメガネの人(多分緑担当)に見覚えは無かったが、名前は見たことあった気がする。
秋月律子
「お父様から、何か聞いてないかしら」
福田のり子
「何にも」
秋月律子
「あなたのお父さんがした事は人類に対する重大な反逆と言えるわ」
秋月律子
「善良な公務員と言えども、もう手段を選んでられないの。隠し事はしないでほしいのだけど」
福田のり子
「そんなこと言われても……」
福田のり子
ちょっとまって親父なにしてるの?人類への反逆って、この世の全カラアゲにレモンかけたとか?
秋月律子
「本当に何も知らないと?」
福田のり子
「はい」
福田のり子
アタシの気のない返事に、緑メガネさんはため息をつくと、
秋月律子
「皆さん、この子は私が引き受けるから、他の場所をお願いします」
福田のり子
と、あからさまな人払いをした。再び話しだしたのは、全ての足音が聞こえなくなってからだった。
秋月律子
「さて、ちゃんと自己紹介するわね。私は秋月律子、塔の研究者の一人よ。」
秋月律子
「でもって、科学者達が政府に対して良からぬことを考えてないか監視するお目付役」
秋月律子
「って事になってるの。さっきはお父様の事、悪く言ってごめんなさいね」
秋月律子
「まだ私もちゃんと信用されてないから、ああいうプレイが必要なのよ」
福田のり子
いや超展開過ぎて良く分からない。ただ、さっきからこの人に悪い感じはしない事は確かだった。
福田のり子
「あの、緑メガネさん」
秋月律子
「律子って呼んで」
福田のり子
「アタシの事はのり子って呼んでください。で、律子さん、父は一体何を?」
秋月律子
「本当に知らないのね?居場所も分からない?」
福田のり子
「しばらく連絡も取ってないので」
秋月律子
「あなたのお父様は、塔の稼働に重要な動力部分の研究をしてたのよ」
福田のり子
ん?動力?あの人そんなのやってたっけ。
秋月律子
「あれだけの大きく複雑な機械だから、結構長い間格闘してたわ」
秋月律子
「でまあ、大規模な人員を投入して、実際そこはなんとか実現したのよ」
福田のり子
「まあ、建ってますもんね。実際」
秋月律子
「……その実際に建ってる塔だけど。あなたから見てどう思う?」
福田のり子
「どう思うって、アタシも凄いと思いますよ。アレが出来てまだそんなに経ってないけど」
福田のり子
「既に資源の枯渇問題は解決の目途が立ったとか言ってるし。そりゃ最初に塔って聞いた時は」
福田のり子
「あ、天動説派の人が考えたのかな?」
福田のり子
「と思いまいしたけど、まあ今の科学って何でも出来るんだなって」
秋月律子
「そうね。私も、アレの効果はちょっと反則だと思うわ」
秋月律子
「でもね、あの塔。理論的にはもっと効率よく動けるハズなのよ」
福田のり子
「いや、そういう事もあるでしょうよ」
秋月律子
「私の見立てではね。まだ三割の力も出してないというか」
福田のり子
「なんかそれカッコいいですね。あ、でもそれは大変。でもそれこそ父とかに文句言えば」
秋月律子
「動力系の開発に関わった、あなたのお父様を含めた数十人全員が」
秋月律子
「その設計段階手前で、全てのデータと一緒に行方不明になったの」

(台詞数: 50)