秋月律子
……まさか
音無小鳥
………………
北上麗花
そうでしょう?音無小鳥さん?
秋月律子
小鳥さん、まさか本当に……?
音無小鳥
………………
音無小鳥
あ、あはは……や、やだなぁ麗花さんったら。私がそんな事するわけないじゃないですか
北上麗花
小鳥さん、事務員のあなたなら、765プロの情報に詳しいでしょう?
北上麗花
各アイドルトレーナーのプロフィールから手持ちポケモンまで、簡単に知る事が出来る……
音無小鳥
……でも、その情報をどうやって外に持ち出すんですか?
秋月律子
そ、そうですよ!ヘタに外出したら怪しまれるでしょう!?
北上麗花
………………
北上麗花
銀行に寄ってくる
秋月律子
!?
音無小鳥
!?
北上麗花
買い出しに行ってくる
秋月律子
………………
音無小鳥
………………
北上麗花
こう言って外に出てしまえば、誰も怪しむ事はありませんよ?
秋月律子
それじゃあ……
北上麗花
小鳥さん、あなたが961プロに情報を流し、765プロが不利になるようにした、そして……
北上麗花
961プロのアイドルトレーナーを優勝するように仕向けた犯人である……違いますか?
音無小鳥
………………
音無小鳥
ふっ、バレちゃ仕方ないわねぇ
秋月律子
小鳥さん!?本当に……あなたが情報を961プロに渡したんですか!?
音無小鳥
えぇ、そうよ。情報が簡単に手に入る事務員は楽だったわ～♪
北上麗花
どうして、こんな事を?
音無小鳥
どうして?決まってるじゃない。あいつが……
音無小鳥
あいつが私を捨てたからよ!
秋月律子
………………はい?
北上麗花
痴情の縺れ、というものですか
音無小鳥
あんなに愛していたのに……簡単に捨てたあいつが許せなかったのよ!
秋月律子
小鳥「あなたには分からないでしょうね。私の気持ちなんて……」
秋月律子
麗花「えぇ、分かりません……というより、分かりたくもありませんよ」
秋月律子
小鳥「ふっ、精々今の内に粋がってるといいわ。あなたもいつか……私と同じ目に遭う日が……」
秋月律子
もういいですよ!こんな茶番劇、いつまで続けるんですか!
北上麗花
えぇ～、これから面白くなるところだったのに～
秋月律子
小鳥さんも小鳥さんですよ!何、麗花さんに乗っかってるんですか!
音無小鳥
だって、途中で麗花さんが「乗ってくださいね?」みたいな感じで目配せしたんですもん
秋月律子
無視してください、そんなもの!
北上麗花
いや～、チラッと視線を送っただけでしたけど、伝わって良かったです～♪
秋月律子
全くもう……で?本当に小鳥さんは情報を流した犯人じゃないんですね?
音無小鳥
当たり前じゃないですか!あれは全部お芝居!私はそんな事しません!
秋月律子
ならいいですけど……でも、麗花さんの仮説は、あながち間違いじゃないかも知れませんね
北上麗花
取りあえず、情報管理は気をつけないといけませんね。後、警戒心も持たないといけないでしょう
北上麗花
内部の人間にも……外部の人間にも……
音無小鳥
それがいいですね……
秋月律子
取りあえず、今は目の前の仕事を片付けましょう……ところで、小鳥さん?
音無小鳥
何ですか?
秋月律子
あの演技力……まさか、ああいった妄想を普段からやってます?
音無小鳥
その質問聞こえませーん
(台詞数: 50)