篠宮可憐
うう…ごめんなさい、プロデューサーさん。私のせいで…。
秋月律子
あの、小鳥さん。可憐が泣いてるんですけどどうしたんですかしない
秋月律子
プロデューサーは悪くないって言ってますけど…。
音無小鳥
それがですね、律子さん。今日の収録で一悶着あったらしいんですよ。
秋月律子
一悶着って、可憐がですか?もめたりするような子じゃ無いですよね?
音無小鳥
そうです。だから、巻き込まれた形になるんですが…。
音無小鳥
収録で共演した役者さんが可憐ちゃんをいたく気に入ってしまったんです。
秋月律子
…?気に入られるのは悪いことじゃないと思うんですが。
音無小鳥
…連絡先をしつこく訊いてきたり、撮影後にしつこく食事に誘ったりしたそうですよ。
秋月律子
ああ…気に入るってそっちですか。
秋月律子
プロデューサーが割って入って、それを迷惑を掛けたと思っているんですね?
音無小鳥
えっと…現場の空気が悪くなること覚悟で割って入ろうとしたらしいんですが…。
音無小鳥
その前に可憐ちゃんがこう言っちゃったらしいんです。
篠宮可憐
『あ、あの…貴方からは、沢山の女の子と遊んでるような、不快な臭いがします…!!』
篠宮可憐
『わ、私は、プロデューサーさんみたいな、落ち着く匂いじゃないと…嫌です!!』
篠宮可憐
『だから…やめてください!!』
秋月律子
…びっくりするくらいハッキリ言ったんですね。爆弾発言付きで。
秋月律子
それで、その役者は引き下がったんですか?
音無小鳥
それが、可憐ちゃんの言葉に逆上しちゃって手をあげようとしたんです。
音無小鳥
間にプロデューサーさんが入ったから、可憐ちゃんは無事だったんですけどね…。
音無小鳥
その代わりにプロデューサーさんが殴られちゃったんです。
音無小鳥
その役者さんは強制退場させられて収録は中断。それで今に至るという事です。
秋月律子
それは随分と壮絶な撮影だったんですね…。とりあえず、相手方にはキチッと言っておきます。
篠宮可憐
ああ…プロデューサーさんの頬がまだ赤いです…。本当にごめんなさい…プロデューサーさん。
篠宮可憐
…でも、格好良かったですよ。ありがとうございます、プロデューサーさん。
(台詞数: 25)