天海春香
プロデューサーさん、最近お弁当自分でつくるようになったんですね!
天海春香
P「ああ、いつまでも頼るわけにはいかないからな」
天海春香
P(あの日以来美奈子が俺にお弁当をつくってくれることはなくなった)
天海春香
P(というか、美奈子に避けられている気がする)
天海春香
P(でもある意味ではいい機会だったのかもしれない)
天海春香
P(いつまでも美奈子の好意に寄りかかって甘える訳にもいかないのだから)
天海春香
P(そんなことより俺は美奈子に謝らなくちゃいけないのだろう)
天海春香
P(Pである俺が、事務所のアイドルに恋心を抱き打ち明けるなどやってはならないことを)
天海春香
P(俺はしてしまったのだろう…俺は美奈子を傷付けてしまった)
天海春香
プロデューサーさん、なら今度は私がお弁当を…
天海春香
P「春香、すまない、気持ちは嬉しいがそれはさせられない、それに自分でもう作れるからな」
天海春香
P「気持ちだけ受け取っておくよ、春香ありがとうな」
天海春香
で、ですよねー、でもクッキー作ってきたからよかったら食べてくださいね
天海春香
ああ、頂くよ
秋月律子
プロデューサー殿ちょっといいですか?
天海春香
P…律子に呼ばれるがまま、俺は事務所の奥に行った、するとそこには奈緒が待っていた
横山奈緒
Pさん、美奈子が美奈子が!!
天海春香
P…奈緒は俺に迫り来る勢いだった、なので一度奈緒を落ち着かせてから話を聞いた…
天海春香
P「美奈子がアイドルを休職する!!?」
秋月律子
ええ、そうなのよ…
横山奈緒
それで、美奈子が毎日お弁当をPさんに作ってきてたから、なにか知ってるかなおもて…
秋月律子
なにか知りませんか?
天海春香
P(俺のせいだ…)
天海春香
P…俺は事の顛末を律子と奈緒にすべて話した
天海春香
P「すまなかった」
秋月律子
…
横山奈緒
…
秋月律子
P殿ちょっと…ゴツン
天海春香
P…律子は軽く俺にゲンコツをした
天海春香
P「それだけでいいのか?」
秋月律子
はい、だって反省してるんですよね?それに、Pさんの美奈子に対する想いは真剣なんですよね?
秋月律子
たしかにPとしてなら、P殿に言いたいことはありますけど、P殿も美奈子も『人』ですから
横山奈緒
ちょくちょく美奈子から話は聞いてたんやけど、少し聞かない間にすごいことなってるやん…
天海春香
P「でも俺は美奈子に振られたからな」
横山奈緒
Pさん、それほんまに美奈子の気持ちなんやろか?
天海春香
P「えっ」
横山奈緒
私が美奈子からPさんの話を聞いてるときはそんな感じせえへんかったけど…
横山奈緒
美奈子は気持ち偽ってるちゃうんかな?
秋月律子
そうですよ!女の子はたまに本当の気持ちとは真逆のことを言っちゃうときがあるんです
秋月律子
特に色んな気持ちが混ざりあって混乱してしまってる時とか!
横山奈緒
せやからPさんよく考えてな!美奈子のこと泣かしたら私、Pさんのこと許さんからな!
天海春香
P「少し考えてさせてくれ」
天海春香
…今の俺にはその一言を言うのが精一杯だった
秋月律子
はい!
横山奈緒
Pさん、いっちゃいましたね、律子さん怒ってます?
秋月律子
怒ってなんかないわよ、最近のP殿はなんだか美奈子に骨抜きにされてたみたいだし
横山奈緒
やっぱわかります?
秋月律子
そんなんみてたらバレバレよ!
秋月律子
それに、私はお似合いだと思うわよ、あの二人
横山奈緒
律子さん…あとはPさんと美奈子次第ですよね、私、美奈子と話してみます!
(台詞数: 50)