秋月律子
えーと、こっちはこれで、ここがああで…
野々原茜
(ふっふっふ。律子さん、何も気付いていないようだね。)
野々原茜
(お誕生日というのにいつもと何も変わらない事務所、あれれ?と思いつつも仕事に励む…)
野々原茜
(ところがどっこい!)
野々原茜
(実は、サプライズパーティーの準備が水面下で着々と進められているのだ!)
野々原茜
(ヌフフ。カワイイ茜ちゃんの口から真相を打ち明けられた時の律子さん、果たして!?)
秋月律子
(…なーんて思ってるわねあれ、絶対。)
秋月律子
(残念だったわね、もうとっくに気付いてるわよ?)
秋月律子
(茜もまだまだね。サプライズするんなら、打合せのメモはきちんと隠しておきなさい?)
野々原茜
(…とかおもってるんだろうなあ、あれ。)
野々原茜
(甘いよ甘い、甘すぎるよ律子さん!!茜ちゃんの好きなプリンが口直しに感じるくらい甘い!)
野々原茜
(茜ちゃんの持っていたメモはダミー!!真の計画書はユリッチが持っている!)
野々原茜
(茜ちゃんのメモによればパーティーが始まるのは1時間後。しかし、ここでは何も起きない!)
野々原茜
(何故ならば、本当にパーティーが始まるのは2時間後なのだ!)
野々原茜
(いやぁ~1時間後の律子さん、楽しみだね。さてさて、どんな反応してくれるかな~?)
秋月律子
(…とか、思ってるのよね、きっと。でも残念でした。それもお見通し。)
秋月律子
(百合子にああいうの持たせちゃ駄目よ?ちゃーんと全貌、分かっちゃってるからね?)
秋月律子
(ま、とりあえず二重に騙されたフリをしといてあげるわ。ふふ、こういうのもたまにはね?)
野々原茜
(…と、まあ恐らく律子さんは社会人の余裕で茜ちゃんのサプライズを待受ているのだろう。)
野々原茜
(けどね、律子さん。もしそれが二段構えじゃなくて…三段なら、どうするのかい?)
野々原茜
(ユリッチの計画書は念を入れた偽造品!ホントの企画は今、マイハマンにより進められている!)
秋月律子
(…と、考えてる所かしら?今頃歩が、ホントのパーティーの段取りをしてるのよね?)
野々原茜
(と、律子さんは考えるのだろう。だかしかし!策はまだ終わらんよ!)
野々原茜
(マイハマンのカモフラージュに気を取られているスキに、もがみんがうどんを…)
野々原茜
(いらないって言ったんだけどなあ。まあそれはさておきモガミンがパーティーをうどんで…)
秋月律子
(…ってとこかしら。いや、私別にうどん好きじゃないんだけど?)
野々原茜
(安心したまえ、うどんそのものが擬装!律子さんならそこまで見抜くだろうが…)
秋月律子
(と、まあそういう風に考えてるんでしょうけど…)
野々原茜
(しかし!実はそれもまた…)
秋月律子
(そうね、茜ならそれくらい考えるわよね。けどね、それくらいはお見通しで…)
野々原茜
(…)
秋月律子
(…)
高木社長
二人共、先程からどうしてにらめっこを続けているのかね…?
(台詞数: 33)